企画概要
- 涼しくなってきたのでまたお散歩を再開しよう
- 今回はこちらも南区の重要な道路・県道46号を歩いてみよう
- せっかくなので起点から終点方向へ向かって歩いてみよう
- とりあえず行けるところまで歩いてみよう
- 残りの「県道46号線」はまた考えよう
- 無理しない、なんかあったら悩まずリタイア(サスペンデッド)
といった感じのゆるめの企画です。
おことわり
今回は北から南へ向かって歩いているため、進行方向を撮ったほとんどの写真が大逆光でした。できるだけのことはしたのですが、特に引きの写真は逆光すぎて使えないものが多く、標識や看板などのどアップの写真が多くなっております。ご了承くださいませ。
途中見出しにある「起点から○○km」は、ネット上の地図サイトで測った距離であり、実際の道路における距離とは異なる場合があります。
県道46号線とは
県道46号線は、正式名称を「神奈川県道46号相模原茅ヶ崎線」と言い、相模原市中央区上溝の「上溝交差点」から相模原市南区・座間市・海老名市・寒川町を経て、茅ヶ崎市柳島の「柳島交差点」へと至る県道路線(主要地方道)です。
おおむねJR相模線に沿ったルートとなっていて、相模川左岸を茅ヶ崎市まで下っていくルートです。
神奈川県の中央部を南北に結んでいるため、たくさんの主要な道路と交差しています。
対岸の相模川右岸を平塚へと下っていく国道129号線と同じように交通量の多い道路となっています。
たくさんの主要道路を結ぶ県道46号線さんです。
今日はとりあえず座間市入谷の「座間警察前」交差点を目標に歩くことにします。
ルート予定はだいたいこんな感じですー。
いざ お散歩へ
まずは起点・上溝交差点へ
11月になり、だいぶ涼しくなったかな、というところで久々のお散歩です。
今日の同行者と上溝駅で朝9時に合流します。
自分は相模線でやってきたのですが、実はわたし、この上溝駅に降りるのは多分初めてなんです…。
かなり小さい時(まだディーゼルカーだった時)に、親に頼んで、上溝駅から入谷駅まで相模線に乗ったことがあるはずですが、降りたことはないですし、この形に綺麗になってからは初利用だと思います多分…。
とても近代的な駅舎やホームなのに、交換の出来ない棒線駅(停留所)というのが興味深いところです。
駅にはNewDaysもありました。
振り返って撮影。
たしかこの角度で階段があって築堤の上に駅があったような気がします。
画像内左から右に走る道路が県道57号線です。
まずはこの県道57号線を少し歩きます。
相模原市の中でも最も古くから最も栄えてきた街、上溝です。
街路は綺麗に整備されましたが、風格と言うか歴史を感じる街並みです。
右手にダイエー上溝店があります。
古くは忠実屋の時代から上溝の街の大規模スーパーとして、商店街と共存してきました。
一部マニアには
日本のハンバーガーチェーンのパイオニア・ドムドムハンバーガーが長らく生き続けているということで有名です。
(最近また店舗が増え始めているようですが)
そんなダイエーの先の路地を右折して路地を歩き、県道503号線へ出ました。
こちらは県道503号線を右方向を向いたところです。
バスなどが向かっている坂道を登ると横山公園などがあり、そのまま直進していくとJR相模原駅へとつながる道路です。
そして左を向いたところです。
セブン・イレブンの看板が見えている交差点が、本日のスタート地点「上溝」交差点になります。
上溝交差点(起点から0km)
県道503号線から見た上溝交差点直前の案内標識です。
左方向が県道46号線であると標記されています。
(厳密には508号線も左方向へしばらく重複します)
県道503号線から到着したときの上溝交差点の矢羽標識のみなさんです。
いいお天気になりました。
ちょっと通り越して県道46号線側から見上げてた矢羽標識さんです。
休日の朝ですがすでに交通量は多くなっています。
ただ、進行方向を向こうとするとどうやっても今日は逆光ですね…。
「逆光にくじけるな」と今 自分に言い聞かせて、がんばっていきましょう。
県道46号線を歩き始めます
いよいよ県道46号線を歩き始めました。
昔ながらの商店街と交通量の多い主要地方道が合わさっています。
最初に通過するバス停は「上溝高校入口」です。
橋本・田名・愛川などからのバスが上溝駅・淵野辺駅方面へと向かうバス停です。
見えている案内標識は、先程上溝駅から最初に歩き出した県道57号線が県道46号線に突き当たる丁字路、「上溝本町」交差点のものです。
上溝本町交差点です。
県道46号線で田尻方面から来た車両が上溝駅・淵野辺方面の県道57号線へと右折するため、長い右折レーンがあります。
上溝駅方向からやってきた路線バスが上溝本町交差点を右折、上溝交差点方面へ向かっていきます。
上溝本町交差点を通り過ぎたところにある「本町」バス停です。
上溝駅から古山経由で原当麻駅を経由し、北里大学病院、相模大野駅へと向かう「大15系統」のバスのみが経由します。
こちらもまだ街並みの中にある「元町」バス停です。
寶光寺さんの山門がありました。
本堂はここから参道をそこそこ歩いた先になります。
相模原仏教会さんのサイトによりますと、「慶長(1596~1615)年間に開創されました」とのことです。
さすが上溝、さすがの歴史ですね。
立派な建物のJA相模原市上溝支店がありました。
ちとせ橋(起点から0.8km)
JAを過ぎると見えてくる信号が「ちとせ橋」になります。
こちらの交差点も県道46号線から左に分かれていく三叉路となっています。
左に曲がると大きな神社である亀ヶ池八幡宮などがあります。
先程紹介した古山経由のバスはこの交差点を左折して原当麻へ向かうため、この先の県道46号線にはしばらくバス路線はなくなります。
交差点をわたって振り返って撮影。
順光の向きになるとお空が綺麗ですね…。
順光の向きなら写真映えするいいお天気なんですが…。
上溝から伸びてきた道は、千年橋へ向けて下り坂を下ってきます。
交差点をこえて少し進むと千年橋があります。
反対車線にはよみがなの銘板がありました。
この橋は鳩川を渡っています。
県道46号線は、JR相模線・鳩川と3人並んで仲良く南下していきます。
このあとも相模線と鳩川と何度か出会うことになりそうです。
草が多いですが、鳩川さんお水が結構綺麗ですね。
鳩川を越えて進みます
鳩川をわたると、また上り坂になります。
川の谷となる地形がわかりやすいですね。
一大市街地・上溝
今回も、「今昔マップ」さんのお世話になりたいと思います。
本当にいつもありがとうございます。
地図好きとしては、見ているだけで時間が過ぎていってしまうサイトです。
今回はシンプルに1枚。
明治39年に測図された地形図です。
なんとなーく、現在の相模原市中央区と南区が入るような範囲です。
この範囲の中で、市街地が黒ベタで表現されている集積地となっているのは、原町田と上溝です。
新戸や座間、中和田や下鶴間・瀬谷、田名や大島などにも発達した集落があり、段丘上には新開や新田もうかがえますが、原町田と上溝はまさに中心市街地といった様相です。
こちらの明治の地形図は範囲があまり広くないのですが、その中で範囲を見ていくと、江戸城周辺と横浜以外では圧倒的な黒ベタを誇るのが八王子の街だったりします。
また、厚木もなかなかに黒ベタなので、八王子と横浜を結ぶ中間点としても栄えた原町田と同じように、八王子と厚木の中間点であった上溝も賑わっていたことでしょう。
興味の湧いた方は上記リンクから是非「今昔マップ」をご覧になってください。
次回予告
起点からやっと1kmになろうかというところですが、ここで一旦切ります。
次回は相模原市南区へと入っていきます。
逆光な上に日差しも強くなってきました…。
でも暑くはないので全然大丈夫です。
5月下旬のお散歩は暑かった…(反省)
次の記事はこちらです!!