さがみなみ

相模原市南区大好きサイト

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

 

企画概要

  • 涼しくなってきたのでまたお散歩を再開しよう
  • 今回はこちらも南区の重要な道路・県道46号を歩いてみよう
  • せっかくなので起点から終点方向へ向かって歩いてみよう
  • とりあえず行けるところまで歩いてみよう
  • 残りの「県道46号線」はまた考えよう
  • 無理しない、なんかあったら悩まずリタイア(サスペンデッド)

といった感じのゆるめの企画です。

前回の記事はこちら

第1話から読みたい方はこちら

 

おことわり

今回は北から南へ向かって歩いているため、進行方向を撮ったほとんどの写真が大逆光でした。できるだけのことはしたのですが、特に引きの写真は逆光すぎて使えないものが多く、標識や看板などのどアップの写真が多くなっております。ご了承くださいませ。

途中見出しにある「起点から○○km」は、ネット上の地図サイトで測った距離であり、実際の道路における距離とは異なる場合があります。

 

ここまでのあらすじ

現在地は、まもなく原当麻駅入口といったところです。

お昼ごはんを食べて元気よく歩いていきます。

時刻は午前11時45分です。

 

いざ お散歩へ

麻溝小学校入口交差点(起点から3.9km)

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

昼食会場が右側にあったのでまだ右側歩道を歩行中です。

ローソンの看板の先に「原当麻駅入口」の信号(の信号名標識)、看板の手前に「圏央道相模原愛川インターチェンジ」の案内標識があります。

「麻溝小学校入口」交差点が近づいてきました。

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

右を向くと観心寺さんがあります。

 

 

観心寺さんの先、「原当麻駅入口」交差点を渡ると、

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

特徴的なスタイルの「相模原南警察署 麻溝交番」があります。

この先で左の横断歩道に戻りました。

 

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

「麻溝小学校入口」交差点の信号と、その案内標識です。

交差する道路は県道52号線です。

↓県道52号線へお乗り換えの方はこちら↓

「麻溝小学校入口」交差点に到着しました。

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

こちらは右方向、県道52号線の相模原愛川インターチェンジおよび昭和橋方面です。

 

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

横断歩道を渡って、振り返って見たところです。

左が相模原愛川インターチェンジ方面です。

 

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

県道52号線北里町田方面は現在相模線との立体交差の工事が行われています。

左が新しい歩道橋、右が工事前までの歩道橋です。

立体交差化完了時には歩道橋はどうなるのかしら。

 

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

少しカメラを右に向けると、麻溝小学校の校舎の向こうに相模原ギオンスタジアムの照明灯が見えました。

 

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

反対車線側にあった、県道46号線を示す案内標識(交差道路標識)です。

 

先へ進みましょう

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

麻溝小学校の入口付近にある「原当麻」バス停です。

上溝市街地の「元町」バス停以来、久々のバス停になります。

こちらの「原当麻」バス停は、「台14」系統の原当麻駅発相武台前駅行きのみが停車する、片側のみのバス停となっています。ちょっとレアキャラ。

 

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

左側の歩道を歩き始めたところに、相模原市立麻溝小学校の入口がありました。

 

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

麻溝小学校の入口あたりから反対車線の向こうを見ると、路地が続いています。

こちらは、県道52号線の旧道だそうです。

麻溝小学校入口の交差点は1970年代になるまで互い違い形の交差点だったそうで、北里方面から踏切を越えた車は突き当り(現在の交差点の位置)で左折してこちらを右折することで昭和橋方面へ向かったそうです。

 

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

それでは進んでいきましょう。

(理容室さんの時計は動いていないようです…)

 

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

比較的最近にできた業務スーパーさんを越えていきます。

ちょうど相武台前駅行きのバスが走っていきました。

 

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段丘崖の木々の緑に包まれながら走っていく神奈中バスです。

 

八景の棚(起点から4.6km)

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

「八景の棚」(はけのたな)バス停に着きました。

道路をわたって、進行方向右側の崖沿いへ移動します。

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

立派な看板ですが緑のパワーが強いですね…。

 

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

「はけ通り」という碑がありました。

 

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

さすが名勝景勝というだけの景色が展開しています。

ただちょっと目の前の草木がもうちょっとなんとか…生命力パワーが強いんですね…。

 

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

大きな案内板がありました。

タイトルにもなるような重要な何かが消されていました。

まぁいろいろあったので仕方ないですね。

しかしこの看板には重要な情報が!

「八景の棚」の項目のところになにやら貼られています!

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

ででーん!

こういう数値なデータ欲しいですもの。

山とか滝とか高さ知りたくなっちゃいますもの。

 

起点上溝交差点の標高が97mでしたので、20m以上下ってきたことになりますね。

 

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

こちらも「八景の棚」という石碑です。

今は自動車ではあっという間に通り過ぎてしまうところかもしれませんが、徒歩がメインの時代でしたら、みなさんきっと景色を眺めてちょいと一息入れていたのではないでしょうか。

我々もちょいと一息休憩して、また歩いていきましょう。

 

下溝駅入口(起点から5.0km)

現在進行方向右側(崖側)の八景の棚におりますのでそのまま右側歩道を進もうとしたところ

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

こんな立派な側道橋で歩道が確保されていました。

しかしこの少し先で歩道はなくなってしまいましたので左側の歩道へ戻りました。

 

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

いい雰囲気の中、県道は続いています。

(これぐらい日陰があると正面方向も撮れるんだけどなぁ…)

 

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

工事中でがっちり閉鎖されていますが、ここから崖を斜めに降っていく道がありまして、最短距離で下当麻交差点や昭和橋方面へ向かうことができる道です。

ただかなり狭く難所と化していましたので…、

今回のこの工事が終わってどうなるのでしょうか。

 

少し歩くと左側にはJR相模線の下溝駅があります。

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

また、下溝駅の入口から少しだけ進むと、「下溝」バス停があります。

セーブポイント(エスケープポイント)ではありますが、特に各員問題ないので先へ進みます。

ちなみに現在時刻は12時20分です。

 

新相陽橋(起点から5.2km)

少し先に進むと、

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

木々の間から相模川の大きな流れが見えました。

ここから下流の川沿いでは、毎年5月に「相模の大凧まつり」が開催されます。

2024年見学してきた際の記事はこちら

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

新相陽橋に着きました。

 

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

反対車線には、この橋が越えている水路の名前があります。

鳩川分水路です。

 

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

鳩川分水路です。

となりの橋梁はJR相模線です。

こちらの鳩川分水路は昭和63年に完成しています。

このあたりの鳩川については興味深いところがたくさんあるので、また改めて来たいと思います。

 

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

反対車線越しの眺めです。

相模川の眺めの中でもとても好きな眺めです。

 

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

青い空に高圧線鉄塔が美しいですね。

 

「新」相陽橋、ということは「新じゃない」相陽橋もあるはずです。

もともとここにかかっていた橋なのかなと思いましたが、相陽中学校近くの住宅地の中にかかっています。

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

よく考えたら、この新しい分水路ができるまではここは橋ではなかったですね。

 

前方に、JR相模線をわたる踏切が見えてきました。

 

下溝踏切(起点から5.3km)

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

新相陽橋を渡ると、県道46号線唯一の踏切である「下溝踏切」に着きました。

 

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

こちらは上溝方面です。

下溝駅が見えています。

 

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

こちらは海老名方面です。

 

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

いい感じのカーブがのびています。

 

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

相模原愛川インターチェンジの開設以降混雑に拍車のかかる県道52号線ですが、原当麻駅近くの踏切が工事の影響もあってかなり混雑するため、最近は相模線を越えるための迂回として、原当麻陸橋だけでなく、こちらの下溝踏切を経由する車両も増えている気がします。

 

麻溝小学校さんについて

今回も、「今昔マップ」さんのお世話になりたいと思います。

本当にいつもありがとうございます。

地図好きとしては、見ているだけで時間が過ぎていってしまうサイトです。

 

今回は1枚に詰め込んでみました。

今から約120年前の地形図と、現在の地形図です。

県道46号線③ ―相模原茅ヶ崎線を歩いてみた―

右図でなぞった県道を左図の明治39年にコピーしてみました。

もちろん昭和橋はまだないため相模川は渡船で越えています。

また八景の棚近くには「垰」という地名に「ハケ」とフリガナがふられていますね。

なんとなく近い道のある県道46号線と違い、県道52号線はまだほぼ姿がありません。

その2本の主要県道が交わるなかなかに主要な交差点の名が「麻溝小学校入口」となっています。

図の通り、120年前から今に至るまでどどんとそこにいらっしゃいます。

周囲の神社仏閣とともに、この地域の歴史を見届けている麻溝小学校ですが、県道2本と相模線という交通の歴史を見守っている存在といえば麻溝小学校さんになりますね。

麻溝小学校さんの公式WEBサイト内・「学校概要」のページに「学校の沿革」というページがまとめられていました。

それによると、「明治5年(1872年)に設立された『当麻学校』『下溝学校』が合併して、明治25年(1892年)に麻溝小学校が設立された」とのことです。

ですから、明治39年の地形図にも余裕で掲載されてしまうわけです。

2022年には創立130年がお祝いされています。

相模原市南区では新磯小学校と並んで最も歴史の長い小学校になると思います。

麻溝小学校公式WEBサイト内の「麻小資料館」→「航空写真で見る麻溝小の移り変わり」のページでは、航空写真で、近隣の道路や線路の様子も見ることが出来ます。

地形図の移り変わりとあわせて見るとよいかもしれません。

相模原市立麻溝小学校さんの公式WEBサイトはこちらになります。

 

今回の図面をご覧頂いて、詳しく見たい方、細部を見たい方、範囲外を見たい方、興味の湧いた方は上記リンクから是非「今昔マップ」をご覧になってください。 

 

次回予告

起点から5.3kmの地点、下溝踏切で相模線を横断しました。

次回は新磯地区を歩いていきます。

次の記事はこちらです!!