
企画概要
- やっと涼しくなったのでお散歩シーズン到来
- 南区にほんのりかかる「鍛冶屋相模原線」を歩いてみよう
- せっかくなので起点から終点方向へ向かって歩いてみよう
- 無理しない、なんかあったら悩まずリタイア(サスペンデッド)
といった感じのゆるめの企画でした。
おことわり
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記事内にある「起点から○○km」は、ネット上の地図サイトで測った距離であり、実際の道路における距離とは異なる場合があります。
お散歩企画では道路の左側の歩道を歩くことが多いのですが、左側に歩道がない区間では、右側の歩道を歩き、時々左に渡って安全な場所で写真を撮りつつ、といった感じです。
左側で写真を撮る理由としては、
- 道路は歩くよりはクルマ等で通ることが多いと思うので、写真を見る時に違和感がない
- 右側から撮ると、対向の車両の近くでカメラを向けることになり、びっくりさせてしまう可能性がある(→事故を誘発させてしまうかもしれない)
- 同じく、対向の車両の運転手さんがしっかり写りすぎてしまう可能性がある
- 基本的に標識などは左側通行の車両から見やすくなっている
- バス停を撮影する場合に進行方向向きの案内が載っている
などを考えています。
ここまでのあらすじ
前回の記事はこのへんです。
スタートから読む場合はこのへんです。

2025年10月、朝7時41分のバスで橋本駅を出た我々は、町田街道上の「大戸橋」バス停で下車、予報よりも少々悪い天気ではあるが、県道48号線の起点である大戸交差点から歩き始めた。
明らかに悪化していく天候の中、なんとか起点から8.4kmの田名バスターミナルにたどり着いたものの、距離として3分の1ほどを残し、悪天候の前に無念のサスペンデッドを余儀なくされた。
そして我々は2ヶ月の時を経て、この晴天の下、再び田名バスターミナルより歩き始めたのである。
中断前とは打って変わった12月上旬の好天のもと、緩やかなカーブと緩やかな下り勾配を順調に歩き続け、現在は中央区田名塩田の田名向原遺跡を堪能したところである。
起点からは11.8km、再開地点の田名バスターミナルからは3.4kmぐらいと思われる。
現在の時刻は10時45分、残りの距離は1.2km程度である。
そして、この残り1km強という大詰めとなって、ついに相模原市南区へと入るのである…。
いざ お散歩へ
相模原市南区に入ります(起点から11.8km)

この鉄塔の先あたりが区境だと思うんだけどなぁ~
googleマップさんだと区境が表示されないのですが、マピオンさんだと区境もしっかり表示されるので見比べながらですね。

もしくは主要道路には「ここより南区」的な標識を立てていただいてもよいのですが、それもなかなか大変そうですしねー。横浜市や川崎市はその点区制の歴史が違うさね…。

相模川が見えています。
県道48号の路面と相模川の水面の高さの差もだいぶ少なくなりました。
5mよりはありますが、10mはなさそうです。

多分この辺が区境と思います多分きっと。
看板は「神奈川県厚木土木事務所」、右後ろは中津の工業団地の建物、左後ろは圏央道相模原愛川インターチェンジのランプ橋です。
厚木土木事務所の公式WEBサイトによると、「相模川については、相模原市(小倉橋上流端)から平塚市・寒川町(神川橋上流端)までの区間を所管しています。」とのことでした。

振り返ってみたところです。
河岸段丘から川端の昭和橋に向けて下り坂となっています。
左奥に「田名向原遺跡公園」が見えています。

前方に相模原愛川インターチェンジのランプ橋が見えてきました。
そしてこちらの県道48号線は見通しもよく、ツーリングマップルなら「快走路 速度注意」とか書かれていそうです。
ランプ橋をくぐります(起点から11.9km)

相模原愛川ICランプ橋の手前に、広場のようなスペースがありました。

「当麻宿さくら第3公園」とあります。
公園もかけまわるのにちょうどいい公園ですが、左奥がちょっと気になりました。

水路?ですかね。
すみません気になったのですが現地ではわからずじまいでした。

くぐりまーす。
先には相模川水路橋が見えています。

ランプ橋をくぐると、左上方に、圏央道相模原愛川インターチェンジの料金所が見えていました。

その手前には、今度は「当麻宿さくら第2公園」もありました。
「当麻宿さくら公園」シリーズはお察しの通り「第1公園」もあります。
そちらは県道48号線からほんのちこっと離れていたのですがこのあと行きました。
さくら公園シリーズをまとめた記事はこちらです。

公園の奥は相模原愛川インターチェンジの施設となっています。

高速道路内の案内標識を、外から、それも徒歩で見るのはちょっと新鮮かもしれません。
相模川水路橋(起点から12.2km)

公園から前方に視線を移すと、圧倒的な存在感の「相模川水路橋」が見えています。

相模川水路橋は、この県道48号線を歩いてみたシリーズだけでなく、県道508号線を歩いてみたときにもその存在感で多くの写真にちらっちらっと映り込んでいた橋です。
www.pref.kanagawa.jpこちらは神奈川県による「かながわの橋100選」の中のページです。
よりによってタイトルが誤記(相模原水路橋??)という、意外と担当者さんも気づきにくいところだとは思いますがまぁその一覧表ではちゃんと合っているのでまぁ、うん。
こちらのページによりますと、
昭和48年に建設された水路橋で、アーチの形状をした5径間の鋼ランガー橋と鋼箱桁橋とから成っており、全長830m。
酒匂川の三保ダムによる丹沢湖の水を飯泉取水せきで取水し、1日最大180万トンの水を相模原の浄水場に送る導水管が相模川を渡る水路橋である。
(中略)
水は高さ3,8m、幅3.4mの鋼箱桁断面の中を流れている。
とのことです。
てっきり対岸の中津川や宮ヶ瀬湖を想像してしまいますが、記載の通り、丹沢湖の水を飯泉で取水…って、飯泉ってもう海の直ぐそば小田原ですからね、そこからぐぐぐーんと水を運んできているわけです。
ここで、神奈川県内広域水道事業団のページを見てみると、以下のような図があります。ちょっと新たに書き起こすのは難しそうなので引用で失礼いたします。
水道事業団さんのWEBサイトにあるこちらの図がさすがに見やすいので引用させてください。
酒匂川は静岡県御殿場市を源流として小田原市で相模湾に注ぐ延長46kmの河川ですが、その河口近くから神奈川県を大きくサイドチェンジして、町田市も越えて、遠く川崎市川崎区小島まで水の流れがあると考えると、なんかすごい大河のようにも思えてきます。

進行方向で撮るとどうやっても逆光ですので、くぐった直後に陽光を浴びる相模川水路橋さんを。
青い空に白い橋が映えますわね。
今日はいい天気で良かった…(県道48号線前半戦を思い出しながら)
そして

どどん。
「運ぶちから、未来をつくる ギオン」
いつもありがとうございます!
国道129号線 新昭和橋(起点から12.4km)

ギオンさんのあたりから前方を向いたところです。
前方の橋は、国道129号線の新昭和橋となります。
県道48号線に中央分離帯が発生しているのは、この新昭和橋の橋脚を回避するためのものと思われます。
どうやら歩行者もここから新昭和橋に上がれそうですね、行ってみましょう。
その前に、右側になにか東屋のような屋根がありますね、見てみましょう。


田名塩田にあった同じような案内板?案内石?に比べるとだいぶ見やすい感じです。
当麻のこのあたりは長い歴史がありますので遺跡に始まり神社や寺院など、数多く記載されていますね。

歩道橋で国道129号線に上がってみます。
これもある意味ランプ橋かもしれません。
140分…。
国道129号線は相模原市南区を通っていますが、相模原市南区内の他の道路から自動車が他の区を経由せずに直接国道129号線に入ることができなくなっています。
ただし、歩行者(自転車の扱い=関連する歩道がすべて自転車通行可かどうかは確認していません)の場合は、こういった形で、国道129号線歩道へと入ることができる箇所が何箇所かあります。
www.pref.kanagawa.jpまた、神奈川県による「かながわの橋100選」のページです。
こちらのページによると、
国道129号のバイバスが相模川を渡る橋梁で、河川上の橋梁が450m、左岸側の高架橋が306m、合わせて756mの橋長を持つ。
県管理の橋梁の中では最大級を誇るものである。
(中略)
竣工は昭和54年。
とのことです。
今居るのは「左岸側の高架橋」ということになるでしょうか。

歩いてきた方向を振り返って見ています。
奥はもちろん相模川水路橋、右が「運ぶちから、未来をつくる ギオン」です。
県道48号線はこの新昭和橋の橋脚のためにここで上下線がセパレートしています。
左側に見える白い柵の道が、今歩いて登ってきた道になります。
ちなみに橋の上で反対側に渡ることはできませんので、県道48号線に戻るには、この坂道を下って、あそこまで戻ることになります。

こちらは新昭和橋、厚木方面を見たところです。
両岸どちらから来ても下り坂の先にこの新昭和橋となりますのでみなさんそこそこ速度が出ていらっしゃいますが、気をつけてくださいね…。

川の方へ少し進んでみました。

こうやって見ると、相模川水路橋、デカいですね。
新潟県の糸魚川とかそのあたりにある巨大プラントを思い出します。

ということで橋を降り、橋の下をくぐって昭和橋方面へ進み、振り返って新昭和橋を見ています。
こちら側も登ろうかと思ったのですが、登ったところで進行方向は逆光なので…とか思ってなんとなくやめちゃいました。
奥がギオンさん、右手前はプライムデリカさんの相模原第二工場です。
www.primedelica.comセブンイレブンさんの調理パンなどでおなじみのプライムデリカさんは現在相模原市南区麻溝台に本社があります。地元ですなぁ。
いよいよゴールへ(起点から13.0km)

前方を向くと、あまりにも見通しの良い区間であるため、ゴールである昭和橋の信号機が遠くに見えています。
あとすこし、最後まで気を抜かずに気をつけて歩きましょう。
どうやら右側の歩道が無くなりそうなので左側に渡りましょう。

左には日野自動車の相模原支店があります。
たくさんの大型車がとまっています。
前方の緑の標識は、昭和橋交差点を左折すると、圏央道の相模原愛川インターチェンジに行けるよ、という案内です。

いよいよゴールが迫ってきました。

しかし何故か左の歩道ともども道幅が狭くなり、微妙な隙間を抜けないとだめなようです…。
交差点改良の計画があるのでしょうね。

うーんと、左側は県道52号線でもあるんだけど…。
昭和橋は県道52号線の起点でもあるんだけど…。
一つの案内標識にたくさんの県道番号や国道番号を串団子のように描く都道府県もありますが、神奈川県は比較的どれか1つしか描かないイメージありますね…。

そんなわけで、改良済みの県道48号線ですが、昭和橋交差点が対応できておらず、微妙な形での接続となっております。
まぁ歩行者は前方の隙間から通るだけなのですが。
ということで午前11時20分、ゴールであります!

いえい!
エンディング

ということで、なぜか8話にもわたってしまいました県道48号線です。
「無理しない、なんかあったら悩まずリタイア(サスペンデッド)」と毎回書いてはきましたが、本当に荒天中断になるとは思いませんでした。
まぁそれでも小雨決行でゴールするよりは気分的にはよかったんじゃないかなとか思ったりもいたします。
さて、これにて、相模原市南区を少しでも通る県道は起点から終点まで完歩したのではないかと思います。
次は…どこ歩こうかしらね。
県道48号線の第1話からもう一度読んでいただける方はこちらからどうぞ。
昭和橋交差点から県道52号線・県道508号線へお乗り換えの方はこちらからどうぞ。
今回も長々と書いてしまいました。
読んでいただいてありがとうございました。
また次回のお散歩企画もどうぞよろしくお願いいたします。
