八景の棚とは
八景の棚(はけのたな)は、神奈川県相模原市南区当麻と下溝にまたがる風光明媚なスポットです。
県道46号線沿いにあるスポットで、昭和10年には「県下名勝史蹟四十五佳選」にも選出されるなど、昔から名勝として親しまれています。
「県下名勝史蹟四十五佳選」はWikipediaの記事によると「横浜貿易新報社(神奈川新聞社の前身)が1935年(昭和10年)に記念事業の一つとして読者投票により選定した神奈川県下45箇所の名勝・史蹟」とのことです。
読者投票の結果、八景の棚は堂々9位にランクインしました。
どうやっても逆光なので大変読みにくいのですが、選出を記念して建てられた石碑です。
簡易トイレではありますが、四阿というか屋根付きベンチの奥、下溝駅寄りにはトイレもあります。
アクセス
公共交通機関
駅から徒歩
JR相模線の下溝駅が最寄りとなります。
原当麻駅からも徒歩圏内になります。
googleマップさんによるとこんな感じです。
下溝駅から550m・7分、原当麻駅から900m・13分とのことです。
基本的にはどちらの駅からも県道46号線を歩いてくれば到着できる感じです。
路線バス
原当麻駅と相武台前駅を結ぶ「台14」系統が通る、その名も「八景の棚」バス停が目の前にあります。
原当麻駅方面から下溝駅方面を見たところです。
道路は県道46号線です。両方向のバス停が見えています。
右側のクルマが停まっているところが八景の棚です。
クルマ
県道46号線沿い、相模川側に、パーキングスポットのような形で、10台弱とめられそうな駐車スペースがあります。
ルートとしては県道沿いですので難しくはないと思います。
参考までに周辺地図は以下のとおりです。
行ってきました(2024年4月上旬)
お散歩の途中で立ち寄りました。
原当麻方面から歩いてきたところ、右側(段丘崖側)に木々の集まる「八景の棚」が見えてきました。
ででん!
「景勝八景の棚」!
なかなかに気合の入った看板です。
桜の木もまさに満開といったところでしょうか。
向かいの桜も合わせて満開ですね。
相模川下流方向を眺めてみます。
桜の木などが並ぶ段丘上から見下ろす相模川はゆったりと大きく流れています。
こちらは丹沢方向です。
いつまでもぼーっとしていたい、ゆっくりお花と川を眺めていたい、そんな気持ちになるスポットでした。
行ってきました(2024年11月上旬)
お散歩途中に立ち寄りました。
このあたりは「はけ通り」とも呼ぶそうです。
大山さんをはじめとする丹沢のみなさんです。
今年は夏が暑く、そしてとても長かったため、11月とは思えないような青々とした木々や葉や草が茂っています。
ちなみにこんな感じで見えるようです。
そういえば案内板にこんな大事な数値が書いてあることに気づきました。
「この地点で海抜約73mです。崖下で約36mです。」
ということで、この段丘崖の高さは約37mぐらいあるということになります。
眺めもいいわけですね。
行ってきました(2025年3月下旬)
お天気となりましたので、今回はクルマで行ってきました。
週末ということもあって、クルマも人もそれなりにいらっしゃいました。
いちばん原当麻駅寄りの桜の木です。
今日の暖かさで一気に咲いたかもしれません。
下流方向を眺めてみます。
こちらの桜の木は満開まであと一声といった感じです。
ベンチもありますので、雄大な景色を眺めながら休憩することもできます。
風もだいぶあたたかくなってきましたので居心地もとても良い感じでした。
おじゃまいたしました。
また来たいと思います。
まとめ
相模原市南区当麻・下溝にある「八景の棚」について書いてみましたがいかがでしょうか。
「県道沿いにある、相模原市を代表する景勝である風光明媚なスポット」ということが伝わったら幸いです。
気になることがみつかった方は是非当ブログ内の各ジャンルの記事にも飛んで読んでいただけたら嬉しいです。
相模原市南区に興味を持っていただき、また、この記事を読んでいただいてありがとうございました。