前回のあらすじ
前回の記事はこちらです。
(相模の大凧まつりを最初から読みたい方はこちらからどうぞ!)
上磯部会場での素晴らしい大凧フライトに感動しつつ、ふたたび下磯部会場へ戻ってきました。
これから、こちらの下磯部会場でも6間凧の大凧揚げにトライするようです。
下磯部会場大凧揚げ
下磯部会場で上げる6間凧も、6間(10.8m)四方と、畳で言うと72畳という大きさで、重さも約600kgとなっています。
下磯部会場の対岸にはジムニーをはじめとする四輪駆動車がたくさんいらっしゃいます。
また、各会場とも、消防団の方や、大凧保存会の方など、たくさんの方が協力して、安全確保に努めていらっしゃいました。
特に、大凧を上げる際には近くに入らないよう、この写真の消防団の方のように注意して見てくださっていました。
さあ6間凧さんが風を受ける体制になりました。
一気に立ち上がりました。
さてここから離陸へもっていけるでしょうか。
さぁ手から離れました。
あとは風! 風ください!
浮きました! まずは離陸成功でしょうか。
あとはここから安定姿勢にもっていって、高度を上げていきたいところです。
相変わらずの微妙な風で、大凧さんが右に左に揺れ動いています。
高度は上がってきたので、ここを乗り切れば安定できそうです。
ここまで来ればしばらく大丈夫でしょうか。
青空に稀風の大凧が君臨しています。
あの大凧がどんどん小さくなっていきます。
なんかこのまま成層圏を越えてしまいそうな写真になってしまいました。
下磯部会場のMCさんによると、4分24秒というフライトでした。
無事に着地したようなので、今日はまだ上がれるかと思います。
おつかれさまでした。
ありがとうございました。
勝坂会場大凧揚げ
下磯部会場の大凧揚げも無事に見届けることができましたので、次は勝坂会場へと移動します。
歩くところはこのような相模川の堤上となっています。
日陰が多いので、風を気持ちよく感じてのお散歩となりました。
上磯部会場から下磯部会場は約1.5kmで徒歩20分ほどかかりましたが、下磯部会場から勝坂会場まではそのおよそ半分の800m、11分ほどで到着することが出来ます。
勝坂会場にはトイレがあります。
歩いている歩道に面しています。
(このトイレの脇から大凧揚げを見ていました)
ちょっと他の会場よりもスペースが狭いような気がする勝坂会場です。
大凧もほんのり小さい5.5間凧となっています。
さぁ風を受ける体勢へと起こしていきます。
カモン風!
一気に風が来て、大凧が立ち上がりました。
次は離陸ですね。
あっ…。
明らかになんらか負傷した大凧さんですが、ついに陸から離れました。
明らかになにか大きい音がしたのですが、そこは魂の離陸です。
スレッガーさんの「まだぁぁぁああ!」って声が聞こえた気がします。
正直、あの音がしたところで無理かと思ったんですが、まさに魂の離陸。
大凧さんと勝坂のみなさんのソウルフライト。
みるみる高度を上げていきます。すごい。
気がつけば高い位置でしっかり安定しています。
4地区とも文字は共通となっています。
風がちょっと弱くなってきたところで安定がなくなってしまいます。
凧において、風が弱くなる・なくなるということは、飛行機で言えば失速するということと同じようなものですかね…。
勝坂のみなさんも必死の制御を試みますが
低空の気まぐれな風では制御もままならず。
Oh...
勝坂会場、大凧さんの魂のフライト、しかと見届けさせていただきました。
会場MCのアナウンスによると、4分35秒のフライトだったということです。
おつかれさまでした。
ありがとうございました。
次回予告
下磯部会場・勝坂会場ともに4分を超える素晴らしいフライトを見ることが出来ました。
最後は新戸会場です。
ひときわ大きい大凧を上げる新戸会場。
実はさっきけっこう上がっていたようなのですが、このあと行くので写真撮っていません。
自分が行ったときにもなんとか上がってくれることを祈りたいと思います。
次回最終回、新戸会場のたたかいです。