浅間神社とは
浅間神社(せんげんじんじゃ)は、神奈川県相模原市南区当麻にある神社です。
県道46号線と県道52号線の交点である「麻溝小学校入口」交差点の近くに位置しています。
当麻山無量光寺や当麻の渡しに近く、また県道46号線のご先祖さまとも言える旧街道にも近い場所にあります。
また、旧麻溝村役場のあった場所もすぐそばです。
神奈川県神社庁による公式WEBサイトはこちらになります。
こちらのWEBサイトによると、
祭神 木花之佐久夜毘売命
由緒 富士山の神霊に対する信仰を母体とする全国浅間神社の総本社、静岡県富士宮市、山(富士山)そのものを御神体とする、原当麻の浅間神社、正徳3年(1715)再建の棟札あり。(相模風土記)
という由緒が紹介されていました。
1715年に再建ということは、かなり古くからあったということがうかがえます。
亀ヶ池八幡宮様の「奉務神社ご案内」によりますと、浅間神社の例祭日は8月29日となっていました。
また、平成5年に相模原市教育委員会が発行した「平成さがみはら風土記稿 ―神社編―」によると、
神社はもともとは現在地より40mほど西の山中にあったもので、昭和45年の社殿新築の時にここに移転されたものです
との記述がありました。
アクセス
公共交通機関
駅から徒歩
JR相模線の原当麻駅が最寄りになります。
googleマップさんによるとこんな感じです。
原当麻駅から450m、7分と表示されています。
路線バス
原当麻駅と相武台前駅を結ぶ「台14」系統が近くを通ります。
最寄りのバス停は「原当麻」バス停になりますが、こちらのバス停、片方向・相武台前駅方面しか経由しません。
相武台前駅・座間・下溝方面からのバスでは、「原当麻駅入口」バス停が最寄りとなります。
「原当麻」バス停は150m・3分程度、「原当麻駅入口」バス停は330m・5分程度と思われます。
クルマ
こちらの掲示をどう見るかですが、このスペースはやはり原当麻地域の氏子の皆さんのためのものだと思われます。
コインパーキングが原当麻駅周辺にありますので、そちらを利用するのがよろしいかと思われます。
参考までに周辺地図は以下のとおりです。
お参りしてきました(2024年4月上旬)
お散歩の途中でお参りさせていただきました。
県道46号線側から少し入ったところです。
境内にある大きな桜の木が見えています。
桜の木がたくさんあるというわけではなく、たくさんの種類のたくさんの木がある境内です。
桜の季節はなかなか青空とならないのがお約束ですね…。
お参りさせていただきました。
時間がなくてちょっと駆け足になってしまいましたが、今度またじっくりゆっくりお参りしたいと思います。
おじゃまいたしました。
ありがとうございました。
お参りしてきました(2025年2月中旬)
無量光寺方面からのお散歩の折にお参りさせていただきました。
こちら八瀬川です。
手前方向が昭和橋方向になるのでちょっと不思議な感じですが、奥の段丘崖方面へ向かって流れています。
この先も段丘崖下に沿って流れて、三段の滝の手前で相模川に合流します。
カワセミさんが居らっしゃいましたが、カメラを向け…る間もなく飛んでいってしまいました。
カワセミさんは見つけてから準備しても絶対撮れないなぁ…。
準備して構えているところに来てくれれば別だけど。
振り返ってみました。
坂道が県道52号線、その向こうの木々は当麻山無量光寺です。
先ほどの東下橋のひとつ下流の橋がこちらの桧橋です。
桧橋で八瀬川を渡る道が浅間神社方面へ続いています。
雰囲気のある道を進んでいきます。
カーブを曲がると、
立派な石段が見えてきました。
これトリックアート状態なのですが、石段の下の道もかなり急勾配の坂道となっています。
こちらの石段を登ってみることにします。
あひー(息切れ)
彦根城や犬山城の天守に登る階段みたいな急な石段でした。
登り終えるところで、左側に浅間神社の鳥居が見えました。
ふぅ。
上から見るとこんな感じでした。
少しだけ引いてみるとこんな感じで、石段の下に見える車道の続きが、左のクルマが登ってきている道になります。
お参りの前に、少しだけこちらの車道も見てこようと思います。
しばらく下ると、カーブの内側に「浅間坂」という石碑がありました。
この先の道はこんな感じで下っていきます。
左へ大きく曲がっていきますが、右側の一番奥のあたりから石段にたどり着けます。
それではまた坂を登ります。
今度こそお参りしましょう。
戻ってまいりました。
鳥居と扁額です。
社殿です。
お参りさせていただきました。
2拍手の1拍目で「パァン!」と我ながらとてもいい音が響いたので、より気合を入れて2拍目を打ったところ、「ぺちっ」というなんとも冴えない音となんともいえない掌の痛みが残りました。
社殿の扁額です。
社殿から鳥居方向を振り返ったところです。
屋根のついたやぐらがあります。
その右奥に境内が続いているように見えるので行ってみます。
なんかお城でいうなら二の丸のような郭があり、石碑が立っていました。
奥に見えるのが浅間神社の社殿です。
「浅間社地 拂下記念碑」と書いてあるように見えます。
社殿前に戻ります。
社殿の右隣には境内社がありました。
鳥居には「秋葉神社」とありました。
小さいけれど扁額です。
こちらもお参りさせていただきました。
鳥居の向こうの浅間坂です。
かなりの急坂です。
マニュアル車なら絶対に停まりたくないですね。
鳥居から県道46号線方面に少し進むと、石造物が3点並んでいました。
こちらの庚申塔は寛保元年(1741年)の日付が彫られています。
こちらの地神塔には天保14年(1843年)の日付が彫られています。
これらの石造物の前あたりを振り返って撮影すると
こんな感じになっています。
この地点も坂道ですが、神社前あたりから左方向へかなり急坂になっていく線形です。
カラーコーンにはアクセス-クルマのところで紹介した「駐車禁止」の掲示がなされています。
県道46号線から浅間神社方面を見たところです。
お邪魔いたしました。
ありがとうございました。
まとめ
相模原市南区当麻にある「浅間神社」について書いてみましたがいかがでしょうか。
「街道から少し入ったところにある、原当麻の歴史を見守り、地域に大事にされている神社」ということが伝わったら幸いです。
気になることがみつかった方は是非当ブログ内の各ジャンルの記事にも飛んで読んでいただけたら嬉しいです。
相模原市南区に興味を持っていただき、また、この記事を読んでいただいてありがとうございました。