河津桜・あじさいラインとは
神奈川県相模原市南区新戸、座間市との境に近い、相模川からもほど近い位置にある、古い堤防の跡を利用した散策路です。
範囲はだいたいこのあたりとなります。
約400mの散策路となっています。
散策路の途中に、このような案内板がありました。
この下に寄付された方々のお名前がたくさん並んでいました。
カワヅザクラはこちらにお名前のある皆様のご寄付によって立ち並んでいるとのことです。
そしてこの旧堤防はなんと1659年に作られたものということで、ちょっとやそっとの「旧堤防」じゃなかったです。
350年以上前、江戸初期の治水事業でした。
アクセス
公共交通機関
駅から徒歩
JR相模線の相武台下駅が最寄りになります。
googleマップさんによるとこんな感じです。
並木のどこを目指すかにもよりますが、だいたい、700m、徒歩10分ぐらいだと思います。
路線バス
小田急相武台前駅からやってくる、神奈中バス「台06」系統の経由する「新戸河原」バス停が最寄りとなります。
小田急線方面から来られる場合は便利かもしれません。
「新戸河原」バス停からは、約500m、徒歩7分程度で到着できると思います。
クルマ
散策路としては駐車場・駐車スペースはありません。
周辺の道路もあまり広くないのでできれば公共交通機関をおすすめしたいところですが、散策路南端から300m弱、相模川の方へノジマフットボールパークの前を進んでいくと、「風と花の観光休憩所あらいそ」という施設があります。
この施設は、休憩所、トイレと駐車場がある施設となっています。
こちらの「相模原市南区公式Instagram」内の記事で、「相模川河川敷や新戸の田園地帯の散策などの際には是非ご利用ください」と記載されていますので、この散策路などはまさにオッケーなのではないかと思われます。
それほど大きくない施設ですが、きれいに整備されたトイレと駐車場がありますので利用しやすいと思います。
参考までに周辺地図は以下のとおりです。
行ってきました(2025年3月中旬)
今日は3月13日の木曜日です。
晴れ間が出ておりますので今がチャンスとお邪魔することにしました。
週末はどうにもお天気があまりよくなさそうですね…。
土日ともにギオンスでサッカー観戦の予定なんですが…
今日は北から南へと散策路を歩いてみます。
なんでわざわざ逆光になるように歩いてしまったのかというと、ちょっと道を間違えたからです。
まぁ時々振り返りながら写真撮ればいいんですよね。
散策路の北端あたりが見えてきました。
「菜の花と桜・黄色とピンク」みたいな写真を撮ってみたかったんですが、さすがにちょっと遠かったですね。
散策路北端には庚申塔などの石碑石仏がありました。
できれば正面から撮りたかったのですが、路上駐車している自動車さんがいましたのでちょっとこの不自然な構図角度となりました。
こんな感じで散策路スタートです。
車止めはなかったですし、特に標記もなかったので、おそらく自動車も通ると思いますので気を付けて歩いていきましょう。
早速振り返って撮影してみます。
進行方向を向き直してみました。
まだまだ若々しいカワヅザクラのみなさんがきれいに並んでいるのがよくわかります。
さらに進んでいくと、両側にカワヅザクラの並木となる区間が出てきます。
いわゆる「桜のトンネル」みたいな感じになりますね。
多分このあたりがいちばん、画像におけるピンク色の比率が多くなるかと思います。
ヒヨドリさんです。
とてもいっぱいいらっしゃいました。
メジロさんです。
かなりいっぱいいらっしゃいました。
ほかにもヒバリさん、スズメさんもがんばって桜の花を叩き落としていました。
ムクドリさんはときどき桜の木にとまりますがとまるだけ、カラスさんやハトさんは桜の花にはあまり興味がなさそうでした。
振り返って撮影してみました。
左側の木にメジロさん、右側の木にヒヨドリさんがいっぱい居ました。
並木の南端が見えてきました。
名残を惜しんで振り返って撮影してみました。
この2枚は相武台下駅へ向かう道から振り返って撮影したものです。
こうやって見ると、なかなかに見事な桜並木なのがわかりますね。
ゆっくりのんびりと、お花や鳥を愛でながらお散歩させていただきました。
お邪魔いたしました。
ありがとうございました。
まとめ
相模原市南区新戸にある「河津桜・あじさいライン」について書いてみましたがいかがでしょうか。
「古い堤防を利用した、のんびりお散歩できる400mの並木道」ということが伝わったら幸いです。
気になることがみつかった方は是非当ブログ内の各ジャンルの記事にも飛んで読んでいただけたら嬉しいです。
相模原市南区に興味を持っていただき、また、この記事を読んでいただいてありがとうございました。