県立相模原公園せせらぎの園地区とは
神奈川県相模原市南区下溝の県道52号線沿い、圏央道の相模原愛川インターチェンジに近いところにある公園です。
もともとこの位置には、神奈川(県)フィッシングパークという釣り堀施設がありました。
wikipedia記事があったのでリンクを紹介しておきます。
こちらの記事によると、1998年に閉鎖されたとのことです。
その後「フィッシングパーク跡地」として公園として親しまれていました。
そして2015年7月には、県立相模原公園の一部、「せせらぎの園地区」としてリニューアルオープンとなりました。
神奈川県立相模原公園の公式WEBサイトはこちらになります。
こちらの案内板にもある通り
―「水と緑と人のふれあい空間づくり」をテーマに整備しました ―
とのことで、水の流れる音とともに季節の移ろいを感じられる優しい雰囲気の素敵な公園地区となっています。
特徴としては、「じゃぶじゃぶゾーン」と呼ばれる区域では、水に入って遊ぶことができます。
また、自転車やペットなどの入園はできなくなっており、小さなこどもでも安心して遊ぶことができると言えます。
念入りに、入場できない旨が掲示されています。
そして、
利用時間(開園時間)午前9時~午後5時
と掲示されています。
朝早くや夕方以降など、そしてもちろん夜間もですが、そういったお時間のお散歩はできなくなっております。
池や川など水がありますから危ないですしね。
入口入ってすぐのところには、車椅子対応を含めたトイレ、飲み物の自動販売機があります。
なお、県立相模原公園の中心部には売店などもありますが、
このマップではちょっとわかりにくいのですが、こちらの「せせらぎの園地区」と相模原公園中心部はかなりの高低差があります。
もしも何か急にご入用になりました場合は、原当麻駅方向へ300mほど行きますとコンビニエンスストア(ローソン)がありますので、そちらを利用するのがよいかと思います。
アクセス
公共交通機関
駅から徒歩
JR相模線の原当麻駅が最寄りになります。
googleマップさんによるとこんな感じです。1km14分と表示されています。
基本的には相模原ギオンスタジアムへの登り口にあるという認識でオッケーですので、SC相模原公式サイトのアクセス案内でいうと「④」がゴールになります。
原当麻の駅前にはスーパー三和さんなどもありますのでお飲み物などを買ってきても良いかもしれません。
路線バス
最寄りのバス停は目の前にある「山の神坂下」バス停となります。
こちらのバス停ももともと「フィッシングパーク前」という名前でした。
相模大野駅や上溝駅、田名・原当麻・北里大学病院などへのバスが停車します。
こちらが原当麻駅方面へ向かうバスのバス停です。
こちらが北里方面へ向かうバス停になります。
どちらのバス停からもほぼ目の前となりますので、便利だと思います。
クルマ
相模原公園せせらぎの園地区には、県道を挟んだ向かい側に、大きな無料駐車場が用意されています。
駐車場(および原当麻駅方面のバス停)からは信号付きの横断歩道がありますので、それを渡ればすぐ到着となります。
クルマでの現地駐車場までのルートとしましては、圏央道からでしたら、相模原愛川インターチェンジを降りてひたすら直進で到着できます。
その他の方面からでも、県道52号線沿いですので、難しいことはないと思います。
(位置的にはちょっと混むところですけれども)
参考までに周辺地図は以下のとおりです。
交通量が多い上にカーブと坂が続くところですので運転には十分注意してくださいませ。
行ってきました(2024年4月2日)
2024年4月2日にお花の様子をうかがいにお邪魔してきました。
入口を入ると、大きな桜の木がお出迎えしてくれます。
こちらは水の流れるゾーンから一段高いところになります。
水の流れるゾーンを見下ろすようにベンチが設置されています。
頭上もサクラ、眼下もサクラと、特等SS席になるのではないかと思います。
こちらが頭上のサクラです。
こちらが眼下のサクラですね。
こちらの手すりのある整備された階段を降りていくと、水の流れるゾーンへと降りることができます。
奥には広くて緩いスロープもありますので、階段を使わずに降りることもできます。
階段の途中から眺める、水辺のサクラです。
左の方、護岸が整備されて、少し仕切られているところが、水に入ることのできるゾーンとなっています。
こちらの階段を降りてきました。
階段を降りて右の方へ行ってみようと思います。
あともうちょいで満開になりそうです。
ふかふかの地面は歩いていてもハナウタが出るようなご機嫌になってしまいますね。
適度にベンチもありますのでぼーっとするのもいいかもしれません。
咲いているところは咲いていますが、全体を見るとあともうちょい!って感じですね。
階段の方へ振り返ってみます。
崖の上にギオンスタジアム方面の照明灯が見えていますね。
こちらが親水ゾーンとなっています。
今はまだちょっと涼しいですが、夏になると子どもたちの声であふれるのかもしれません。
その先は「下の池」と呼ばれるエリアとなっています。
左に見切れているのは藤棚です。
じゃぶじゃぶゾーンと、上の段に上る階段です。
階段を登って帰りましょう。
じゃぶじゃぶゾーンに水飲み場があり、手洗いなどに使えそうです。
帰りがけに気づきましたが、上の段にも蛇口がありました。
おじゃまいたしました。
天気の良い日があれば、今季もう一度チェックに行ってみたいと思います。
天気次第ですね…。
行ってきました(2024年4月6日)
2024年4月6日、そろそろ満開になったと思われますのでお花の様子をうかがいにお邪魔してきました。
この日のお散歩についての記事はこちら
相模原公園のクヌギゲート付近からの様子です。
ソメイヨシノさんが満開に近いですね。
それでは入園してみましょう。
入ってすぐのところの様子です。
青空とはなりませんでしたが、いかにもこの時期にありがちな微妙な花曇りとなっております。
じゃぶじゃぶゾーン付近を見下ろしてみます。
白いコマツオトメさんの奥にピンク色のソメイヨシノさんが咲いています。
記念写真を撮っている家族連れの皆さんも何組か見かけました。
じゃぶじゃぶゾーンあたりから、振り返って見たところです。
下の池の淵に咲いている桜です。
県道からもよく見える木になります。
すいーっ すいーっ
県道を見上げる角度です。
下の池を一周して戻ってきました。
上流方向へも行ってみましょう。
写真的には、背景が青空ならもっと映えるのかもしれませんが、これはこれで華やかになりすぎず慎ましやかな景色でいいような気もしてきました。
上段に戻ったところに咲いていたお花(多分ハナモモ)です。
というわけでほぼ満開の桜を見て回ることができました。
また次の季節、次のお花が咲いた頃に来ようと思います。
おじゃまいたしました。
まとめ
相模原市南区下溝にある「県立相模原公園せせらぎの園地区」について書いてみましたがいかがでしょうか。
「―水と緑と人のふれあい空間づくり―というテーマにふさわしく整備された、交通も便利な穏やかな雰囲気の漂う公園」ということが伝わったら幸いです。
気になることがみつかった方は是非当ブログ内の各ジャンルの記事にも飛んで読んでいただけたら嬉しいです。
相模原市南区に興味を持っていただき、また、この記事を読んでいただいてありがとうございました。