企画概要
- お散歩企画が楽しくなってきたので、暑くなる前に長めのお散歩はやっておこう
- ほぼ全線相模原市南区内、南区の真ん中を東西に結ぶ県道52号線を歩いてみよう
- せっかくなので起点から終点へ向かって歩いてみよう
- ついでなので町田市区間も歩いてみよう
- 天気悪くなったり疲れたりしたら中断してまた後日続きを歩こう
といった感じのゆるめの企画です。
この記事は全7本のうち、4本目の記事となります。
前回の記事はこちら
ここまでのあらすじ
現在起点の昭和橋交差点からおよそ2.9km歩いてきました。
山の神坂を登り、これから相模原沈澱池にかかろうかというところです。
急な坂道はほぼ終わりました。
この先はなにがあるでしょうか。
お散歩のつづきへ
相模原沈澱池
こちらの写真で左端に写っている坂道を登っていきます。
県道52号線の、北里方面に向かって左側の歩道はこの先無いため、この遊歩道のような道が歩道代わりとなっています。
この道は実は県道52号線の旧道で、相模原公園沿いの現在の車道が、橋をかけて出来たバイパスだということです。
それでは入っていきましょう。
登り坂になっているのは、左側にある相模原沈澱池の堰堤の上部に登るためです。
左側に沈澱池が見えてきました。
ここでちょうど昭和橋交差点から3kmとなります。
この斜面が横浜市水道局相模原沈澱池の堰堤となっています。
そして向こうに見えるのが、相模原公園に続く窪地を橋梁で抜ける県道52号線の現在の車道です。
水面を鴨の皆さんが泳いでいます。
そういえばフェンスも鴨の皆さんでしたわ。
相模原沈澱池は1954年に完成し、横浜市の上水道のための沈澱に使われています。
また、バードウォッチングスポットとしてもとても人気があります。
たぶんカワウだと思うんですけどたぶん…。
県道52号線が経由する「鵜野森」にもこんな鵜がたくさん居たのでしょうか。
日差しを避けたところには大きな鯉がいました。
鯉…ですよね…?
こちらは振り返って撮影しています。
ぼんやりと大山さんがいらっしゃいます。
相模原市緑区の津久井湖にある城山ダムも、ダムの天端を国道413号が通過しています。
城山ダムの方がこの相模原沈澱池よりは10年ほど新しい竣工になりますが、当時はダムの整備と道路の整備をまとめて作っちゃうってのがあったのかもしれません。
この小道を降りていくと、車道に合流します。
相模原公園入口交差点
右下に、前の写真と同じ形の車止め柵が見切れています。
そちらから県道52号線の車道まで降りてきました。
振り返って撮影しているので、右側が相模原公園・当麻方面、左側が北里・鵜野森方面です。
県道52号線をしめす標識がありますね。
奥の高い煙突は、相模原市の南清掃工場のものです。
右の木立は神奈川県立相模原公園のものとなります。
前方を向くと、交差点の案内標識があります。
県道507号線・通称「村富線」との交点である「相模原公園入口」交差点です。
大きく重要な病院である北里大学病院に近いこの交差点は、各方面から北里大学病院への入口ともなっていて、大変交通量の多い交差点となっています。
もともと交通量の多い県道52号線ですが、この交差点もやはり混雑しますね。
この交差点までの区間が「フィッシングパーク通り」となっています。
こちらが、相模原公園入口交差点です。
県道507号線(村富線)は、北西側は中央区の星が丘がスタートとなっていますが、そのまま直進すると国道16号にも接続します。
また、相模原市役所などの官公庁に行くのにも便利になっています。
南東側は相武台方面へ向かい、県道51号線(行幸道路)の相武台団地入口交差点に接続、なおも直進すると県道50号となり、東名高速道路の横浜町田インターチェンジの近くまで行くことが出来ます。
相模原市域においては、国道16号線と並行する北西から南東の軸として、重要な道路となっています。
この先にある北里大学・北里大学病院を発車したバスのうち、
- 原当麻・上溝・田名方面へ向かうバスは、県道52号線を直進なので、奥から手前方向へ
- JR相模原駅方面へ向かうバスは、奥から右折して画像左方向へ
- 小田急相武台前駅方面へ向かうバスは、奥から左折して画像右方向へ
という感じで、北里大学・北里大学病院バスターミナルとセットで交通の要衝となっています。
北里大学・北里大学病院付近へ
相模原公園入口交差点を直進して進みます。
ちなみにこの相模原公園入口交差点付近が、県道52号線の標高最高地点となっています。
標高は海抜103mとのことです。
下当麻交差点付近の標高最低地点が42mでしたので、60mほど登ってきたことになります。
そしてここから若松付近まではほぼ平坦となっています。
今まで沿線に商業施設などはあまりなかったのですが、ここに来て増えてきました。
振り返って見た案内標識です。
直進は「当麻」のみですね。
北里大学のすぐ手前で「さがみの仲よし小道」と交差します。
反対車線側を見ると、
続きがありました。
こちらの「さがみの仲よし小道」は、かんがい用水路の跡地を整備した緑道です。
相模原市公式WEBによる紹介ページはこちらです。
北里大学・北里大学病院の前までやってきました。
現在、県道52号線の拡幅工事のため、空き地が出来ています。
以前は道路との緩衝地帯として、林がありました。
拡幅工事が完成すると、現在歩いている歩道が道路中心線になるとのことです。
拡幅事業について詳しくはこちら(相模原市公式WEBのPDF)
そしてこの写真で写っているバス停は「北里大学病院」ではありません。
こちらは「友愛病院前」バス停です。
バス停の由来となっている「相模原友愛温泉病院」は、先ほど左にあった「さがみの仲よし小道」の方に少し入ったところにある病院となります。
先に進むと、北里大学・北里大学病院への入口に着きました。
左に見えているのが旧「北里大学」バス停です。
2014年までは「北里大学」バス停として、その後「北里大学病院」バス停と統合されて「北里大学・北里大学病院」バス停として使われていました。
現在は新しい病棟の前に大きなバス乗り場が完成して利用されています。
柵に囲われて微妙な感じですが拡幅工事が終わればきれいに見えるようになるでしょうか。
麻溝台高校方向へ進みます
拡幅工事に備えて、街路樹もみな切られています。
このあたりが昭和橋交差点から4kmの地点となります。
この区間の県道52号線は「北里けやき通り」という愛称がついています。
「降雨時冠水注意」の標識がありますが、画像で分かる通り、この先がちょっと窪地のようになっています。
反対車線側に「パクちゃん」「馬車道」「味噌の頂」が並んでいます
が、今日は、左の方に見切れているレストラン「夢庵」でお昼ごはんにお蕎麦を食べました。※写真はありません
昼食から出てきたらちょっと日が陰った感じですね。
振り返って夢庵を入れて撮影してみました。
数年前までガソリンスタンドがあった場所です。
正面奥が北里大学・北里大学病院、右手が神奈川県立麻溝台高校となります。
麻溝台高校さんです。
道路拡幅工事が完成すると、県道からかなり近くなりそうですね。
麻溝台高校の信号の角に
こちらの「県道52号(相模原町田)北里第1工区 事業案内」という看板がありました。
今年の4月初頭に立てられた真新しい案内板です。(偶然、この看板を立てているところに通りかかりました)
この案内板の地図をよく見ると
左下、県道52号線と国道129号線がぁ。
位置関係は間違っていないけど、本当は繋がってないからなんかちょっと惜しいけど違うような気もします…。
あと厳密に言うと国道129号線をくぐるところからは相模原愛川インターチェンジの一部なので県道52号線ではないかもしれないです。
それと、境川が不思議なところを流れていますね…。
これはおそらく町田駅前通りが川になっている気がします。
ただ、「JR相模原線」とか「古渕」とか、「鶏野森」「鴻野森」その他各種鳥野森などなど見てきましたし、町田が田町になってる略図も見たことあります…。それに比べれば文字は間違ってないから…。
麻溝台高校バス停です。
人がたくさん映り込んでしまうのを避けて、並んでいる人たちの脇から撮影したので、進行方向逆向きになります。
古淵駅・相模大野駅北口・小田急相模原駅への路線が表記されています。
次回予告
こちらのお花は「北里2丁目」交差点のお花です。
現在地点は昭和橋から4.5km。
あと半分強です。
ちょっと日差しがやわらいできたことですし、張り切って進みましょう。
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