ここまでのあらすじ
新春らしいお散歩をしよう、ということで企画され、JR相模原駅に朝7時集合という「おさんぽ」というには少々ハードな時間からスタートしました。
一応大雑把な計画は立ててありますが、おそらく予定通りにはいかないので、夕食会場まで、臨機応変現地調べで行きたいと思います。
前回の記事はこちらです。
現在地は相模原市中央区の「氷川神社」です。
現在時刻は7時48分です。
むやみに広範囲なこちらのマップも気になるところ。
お散歩再開
氷川神社からスタート
神社に面している「神奈川県道・東京都道503号相模原立川線」を国道16号線方面へ進みます。
南橋本駅まで歩いて相模線でワープというのも考えましたが、歩いて次を目指すことにしました。
国道16号線「清新」交差点です。
交差点を十字で例えると、現在我々は左下に立っています。
写真では、左手前から右への大きな道が国道16号線になります。
県道503号線はここで左折して国道16号線と重複します(その先で右折して上溝へ向かいます)。
そのため、左奥方向へ我々が直進する道は県道ではなく、市道「清新日金沢」線となります。
直進してきました。
住宅と町工場、商業施設などが入り交じる地域となっています。
「横山台一丁目」を左折、「横山団地入口」を右折して、再び県道503号線を歩いていきます。
(このルートの方が少し近かったので)
県道503号線です。
大きなバーガーキングが昨年秋にできました。
「てるて公園入口」の信号のある交差点です。
こちらの交差点はちょっとねじれた五差路となっています。
ちなみに歩道橋の名前は「横山歩道橋」です。
「県道歩いてみた」シリーズなら喜んで登る歩道橋ですが、今日は違うシリーズということで、歩道橋はスルーしました。
壱発ラーメンさんです。
すでに開店に向けて準備をしていらっしゃるようでした。
いつも夜にクルマで来ることが多いので、明るい時間の壱発ラーメンさんを見ることや、歩いてここへたどり着いたことが新鮮だったりします。
「上溝」交差点へ
時刻は8時15分をまわったところです。
お正月三が日の朝ということで人出もクルマもまだ少ない感じですね。
先程のバーガーキングもそうですが、こちらのサーティワンも近隣ではちょっとレアな郊外単独店舗です。
横山公園前の信号です。
左の木立が横山公園で、横山公園に沿って県道は坂を下っていきます。
坂道を下りつつ、JR相模線をくぐります。
こんな看板もありました。
上記リンクの愛川町WEBサイトの記述を引用させていただくと、
令和4年3月に「かながわ交通計画」が改定され、小田急多摩線の愛川・厚木方面への延伸が新たに位置付けられました。
前回までの計画では、小田急多摩線の延伸については、相模原市までの計画となっていましたが、今回の改定では、上溝までの延伸を概ね20年後を目標として整備または事業化に向けた具体的な検討が望まれる“計画路線”と位置付けられたことに加え、愛川・厚木方面の延伸について、今後計画路線への検討が必要と考えられる”構想路線”と位置づけられました。
ということで、令和24年3月…って2042年かぁ…。
この「さがみなみ」は2042年にはどうなっているんだろう、流石にもう消えているかな。
っていうか日本は世界は地球はどうなっているんだろう…こちらも消えてたりして?
見覚えのある交差点が見えてきました。
県道503号の起点にして、県道46号及び県道54号の起点でもある上溝交差点です。
2042年のみなさん見てますかー?こちらが上溝交差点2025年新春の様子ですよー。
上溝交差点到着時刻は朝8時32分です。
ふたたび県道46号線をお散歩
上溝交差点から県道46号線を歩き始めるのは2ヶ月ぶりですねー。
2ヶ月前のお散歩はこちら
まだお店の開く時間でもないですし、そもそもお正月休みのお店も多いと思いますので静かな商店街を抜けて歩いていきます。
JA相模原市上溝支店の先にある「ちとせ橋」交差点で、県道46号とはおわかれです。
では、ここを左折して亀ヶ池八幡宮を目指しましょう。
亀ヶ池八幡宮を目指して
こちらのJA全農ミートフーズさんも亀ヶ池八幡宮さんの臨時駐車場となっていました。
各所に臨時駐車場を準備し、たくさんの誘導員さんを手配、ちょっと格の違いを見せてくる亀ヶ池八幡宮さんです。
前方に大きな社叢が見えてきました。
亀ヶ池八幡宮です。
こちらの交差点を右折して、鳥居を目指しましょう。
こちらの交差点、お名前はそのものズバリ「亀ヶ池八幡宮」交差点です。
神社に沿って歩道を歩いていきます。
前方の三角コーンは歩道を通過していく歩行者と、参拝待ちの人を分けるものでしょうか。
亀ヶ池八幡宮
8時53分、亀ヶ池八幡宮鳥居前に到着しました。
大きな鳥居で一礼してお邪魔させていただきます。
広い境内ですが、沢山の人が訪れ賑わっていました。
花手水です。
飾りつけも相まってお正月らしい雰囲気ですね。
参拝順路に従い、まずは七福神詣をしつつ進みます。
順路に従ってお参りさせていただいたこちらの社は「招福稲荷神社」といい、
「社殿は文禄五年(1596年)の建築であり、建築年代の判明する一間社流造としては県内最古であり市内最大規模の社である」
との案内板の文章です。
さらっと安土桃山時代の建物がある亀ヶ池八幡宮さんです強い。
いよいよ正面に社殿が見えてきました。
御神門です。
奥に見える社殿(拝殿)から回廊となってつながっています。
社殿(拝殿)です。
「御鎮座800年の佳節を記念致しまして平成26年8月に竣功しました。」とのことです。
大きさもですがスタイルも迫力があってかっこいいですね。
一瞬参拝の方がいなくなったのであわててスマートフォンで1枚撮りました。
扁額です。
お参りさせていただきました。
拝殿前から御神門を見たところです。
見事な回廊となっています。
社務所、御祈祷受付なども大きな建物で、たくさんの人で賑わっていました。
「お帰り口」の方向には、沢山の屋台が出て、こちらも賑わっていました。
ということで亀ヶ池八幡宮にお参りさせていただきました。
鳥居前の道路を渡って鳥居周辺を画像におさめてみました。
お邪魔いたしました。
ありがとうございました。
亀ヶ池八幡宮について
亀ヶ池八幡宮さんには公式WEBサイトがあり、由緒や境内についてなど、詳しく紹介されています。
こちらでは
元弘・文禄・明暦・延宝・宝暦と社殿再建の変遷があり、慶安2年に徳川幕府より朱印地を賜り、明治40年神饌幣帛料供進神社に列せられました。
との記載がありました。
また、Wikipediaにも単独記事があります。
Wikipediaによると「(旧)指定村社」だったということです。
「指定村社」とは明治から太平洋戦争終戦までの「近代社格制度」において、「村社」の中で「神饌幣帛料供進社」であったものを言うとされています。
神奈川県神社庁のWEBサイトはこちらです。
神社庁のサイトでは、
御創建の年代は不詳ですが、およそ元弘元年(1331)と思われ、その後康永2年(1343)、社殿を建立し、以来650有余年の間変遷があり、文禄、明暦、延宝、宝暦年間に社殿を再建し、慶安2年、徳川幕府より社領七石の朱印地を賜りました。
との記述がありました。
また、
昭和43年1月24日付にて神奈川県神社庁より献幣使派遣神社に指定され、例祭日(9月15日)には、献幣使が参向し幣帛料を奉ります。市内に神社本庁に属している神社が36社ありますが、献幣使の参向する神社は当神社1社だけですから市内の総守護神と申しても過言ではないと思います。
との記述もありました。
700年近くの歴史がある、相模原市を代表する神社と言ってよいと思います。
次回予告
亀ヶ池八幡宮さんへのお参りを終えて現在9時25分です。
さて、次はどこへどうやって行きましょうか。
次回記事はこのへんです