企画概要
- お散歩企画が楽しくなってきたが、何話にもなるのは読みづらいかもしれない
- 相模原市南区にかかる県道の中でも短い県道509号を歩いてみよう
- まぁ終点から起点の向きでもいいか
- 延長の半分以上が座間市だけどまぁいいか
- 今日は暑いからこれぐらいにしておこう
といった感じのかなりゆるめの企画です。
県道509号線とは
県道52号線は、正式名称を「神奈川県道509号相武台下停車場線」と言い、相模原市南区新戸のJR相武台下駅と座間市座間の相武台下駅入口交差点を結ぶ県道(一般県道)です。
上の図だと、左下の端の端にある、ピンク色の線が県道509号線になります。
「停車場線」県道(道道・都道・府道)は古くから各地にあり、相模原市内では「橋本停車場線」「相模原停車場線」「淵野辺停車場線」「相模湖停車場線」「藤野停車場線」などがあります。
北海道をドライブしていると、カーナビの画面に国道から小さな枝のように短い道道の表示があるものの、その先にはなにもないことがあります。
駅舎や倉庫が残っていることもありますが、原野に戻っている所も多いです。
それらは廃止された駅への停車場線道道です。
全国各地、駅から少し離れたところに国道や都道府県道が通った場合、駅からその道へのアクセス道路として指定されたようです。(特に北海道の場合は道路よりも鉄道が先に通ったことも多いでしょうし)
話がそれてしまいましたが、神奈川県道509号線のルート(および本日の徒歩ルート予定)はだいたいこんな感じですー。
総延長約400mの県道となっています。
いざ お散歩へ
相武台下駅入口交差点
5月中旬の週末に、神奈川県道46号線を座間方面から歩いてきたところです。
こちらの交差点が、神奈川県道509号相武台下停車場線の終点である、相武台下駅入口交差点となっています。
県道509号方面から見える信号です。
「相武台下駅入口」の信号名と、その下に、突き当たった左右方向の県道が、神奈川県道46号線であることを示す標識があります。
鳥居は、座間神社のものです。
交差点の先、下溝方面を見ると、案内標識があるようですので、そちらへ行ってみようと思います。
今日は暑いくらいのいい天気です。
標識のちょっと先まで行って、振り返って撮影してみました。
右折すると県道509号線となり、相武台下駅へ行けることが確認できますね。
あれ?今、県道46号相模原茅ヶ崎線を歩いていたはずなんですが、県道46号線はおしまい??
実はこの辺り、県道が複雑に絡まっているのです…。
この案内標識は、「相武台下駅入口」交差点と、そのすぐ先の「座間上宿」交差点を表記しています。
県道46号線と県道51号線は、この座間上宿交差点から、JR厚木駅の近く、海老名市河原口の相模大橋東交差点まで重複区間となります。
さらに座間下宿交差点から座間二丁目交差点区間は県道42号線も重複します…。
それでなくても県道51号線はルートが二手に分かれているのにややこしいですね。
ですから案内標識も「<46><51>」を両方書くのが正確ではあるのですが、かえって混乱しちゃいますかね…。
ちなみに座間上宿交差点の先では、逆に「<46>」のみの案内標識もあったりします。
あらためてこちらの標識の写真に戻ります。
交差点を右折して歩いていきましょう。
県道509号線のお散歩開始
曲がったところに「ここから県道509号」の標識がありました。
これがあるだけでだいぶかなり嬉しいです。
ちなみにこんな感じで厚みのある標識だったりします。
歩道はないけどセンターラインはある、「よくある」道路です。
ちなみにバス路線も通っているのでバスも時折来ますよ~
とか言ってたら来ました。
「台06」なので、小田急線相武台前駅から、JR相武台下駅を経由して、磯部まで行く路線バスですね。
また、バス停の手前には、「県道509号線」を示す道路標識もあります。
こちらのバス停、名称が変更になったのが伺えますね。
以前のバス停名が知りたい?
そんな方は
反対側のバス停を見ると、しっかりはっきりとわかりやすいヒントが書いてありますね☆
ちょっと進むと、すぐ次のバス停が見えてきます。
そのとき、なんか右の方から視線を感じたのであわてて右を向くと!
!!!
いやほんとまじでめっちゃびっくりしたんですよほんと。
なんかすごい大きい人に見られているような気がして右向いたらこれだもの。
びっくりしたーびっくりしたー(動揺の極み)
こちらのバス停「わかば保育園前」の表記を見ると、次は「相武台下駅」バス停となっています。
相模原市南区に入ります
先ほどのこちらの写真で、バス停の先に白っぽい欄干が見えていると思うのですが、こちらが市境となっています。
橋を越えたらセンターライン無くなっているのは、橋の向こうからは一方通行になるからだと思います。
さきほどの動揺のせいか、この市境付近で撮った写真は手ブレピンボケが多く、肝心な写真が撮れていない有り様です。
橋及び市境の全景の写真とかほしかったのですがすみません。
こちらの橋は「六反橋」と言います。
鳩川を渡っています。
鳩川が市境となっています。
ちょっと手ブレていますが鳩川さんです。
水が綺麗ですね。
六反橋西詰には
座間市の表記もありました。
銘板ばかりで引きの写真が撮れていなかったので、googleマップさんのお力を借ります。
現在右から左に歩いています。
自動車の場合、六反橋を右下、相武台下駅を左上とする環状の道路を、時計回りの一方通行としています。
こちらは隣の相武台下橋。
渡っているのは左岸用水路です。
磯部頭首工から取水されています。
この時期ならではの力強く流れる用水の様子は残念ながら撮れていませんでした!
相模原市南区に入って、一方通行区間となりました。
この写真の突き当りを
右折していくことになります。
ダンプトラックで見えませんが、もうすぐそこが相武台下駅です。
ダンプトラックが通り過ぎたあと、相武台下駅の駅前広場が見えました。
相武台下駅に到着
ということで、400mを20分ぐらいかけて歩いてきましたが、ついにゴールです。
終点から歩いてきたので、どこかに起点の証となる標識などがないかと思ったのですが、
なにぶんこちらからは進入禁止ですので、「ここから509号線だよ!」という案内標識は立てにくいですよね。
さがみはら地図情報によると、県道509号線の相模原市区間はこんな感じみたいです。
こちらの地図で緑色の線が県道509号線(相模原市管理区間)ですので、上の写真で「進入禁止」の標識が立っているところが、県道509号線の起点ということで間違いなさそうです。
もっと丁寧に地面を探せばなんらかの手がかりはあったかもしれません。
さがみはら地図情報さん、とても便利に使わせていただいています。いつもありがとうございます。
おつかれさまでした。
相模原市南区唯一の「停車場線県道」である「神奈川県道509号相武台下停車場線」を踏破してみました。
次に「起点→終点」の向きで歩くことがあれば、市境付近ももうちょっと写真にちゃんと撮りたいと思います。
多分その向きで歩いていたら、びっくりする前に市境なのできっと大丈夫でしょう。
読んでいただきありがとうございました。