企画概要
- お散歩企画が楽しくなってきたので、暑くなる前に長めのお散歩はやっておこう
- ほぼ全線相模原市南区内、南区の真ん中を東西に結ぶ県道52号線を歩いてみよう
- せっかくなので起点から終点へ向かって歩いてみよう
- ついでなので町田市区間も歩いてみよう
- 天気悪くなったり疲れたりしたら中断してまた後日続きを歩こう
といった感じのゆるめの企画です。
県道52号線とは
県道52号線とは、正式名称を「神奈川県道・東京都道52号相模原町田線」と言い、神奈川県相模原市南区当麻の昭和橋交差点と東京都町田市中町の無名称交差点を結ぶ県道および都道(主要地方道)です。
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の相模原愛川インターチェンジと、相模原市南区を経由して町田市へと結ぶ重要な道路です。
また、周辺区域を含めても最大級・最重要の病院とされる北里大学病院も沿線に位置していて、日々大変交通量の大きい道路となっています。
県道52号線のルート(および本日の徒歩ルート予定)はだいたいこんな感じですー。
googleマップさんによると、総延長距離は9.8km、およそ10kmとなっています。
また、登りでの獲得標高が65m、下りが23mとなっています。
いざ お散歩へ
まずは昭和橋へ
今日の同行者と原当麻駅で集合して、まずは昭和橋へ向かいます。
原当麻駅から昭和橋へは基本的にはほぼ下り坂となります。
無量光寺の前の坂はいつ見ても気持ちがいい景色ですね。
まぁこのあとこの坂は登るわけですけれども。
下当麻交差点を左折してしばらく歩くと、昭和橋交差点に到着しました。
原当麻駅からのんびり歩いて25分ぐらいでした。
駅からここまでだいたい1.6kmぐらいだと思います。
さぁこちらがスタート地点の昭和橋交差点です。
写真は県道52号線方面を向いて撮影しています。
軽トラックが左折しようとしているのは県道48号線、左の横断歩道より左方向が昭和橋になります。
「ここから52号線」といった意味の標識が誇らしげです。
せっかくなのでアップで撮っておきましょう。
こちら昭和橋の親柱なんですが、「しょうわはし」と濁らないのですね。
交差点名のほうは「しょうわばし」と濁る音になっています。
ちなみにこちらの「(神奈川県)相模原土木事務所」は、相模原市が政令市になった2010年に廃止されています。(所轄業務が県の管轄から市の管轄になったため)
せっかく坂を下ってきたので名残惜しいのですがまた坂を登ることにしましょう。
前方に見えている緑の段丘崖を登らなくてはなりません。
当麻の渡し
まずは橋の高さから一旦下り坂になります。
前方反対車線に見えている案内標識は
こちらになります。
さきほどの昭和橋交差点から先は県道508号線(の単独区間)、右折すると県道48号線ということです。
行き先の「平 塚・厚 木」の中黒「・」がチャームポイントですね。
昭和橋交差点から200mほど歩くと、左側に見えてきます。
写真奥に見えているのが県道52号線昭和橋方向です。
「当麻の渡し」という新し目の石碑のほかに、たくさんの道祖神や石碑が集まっています。
こちらは小さいながらも祠となっていて、お供えも置かれ、特に大事にされているのがわかります。
県道52号線と508号線の重複区間
「当麻の渡し」石碑からすぐのところに「昭和橋」バス停があります。
こちらのバス停が県道52号線の起点・昭和橋交差点の最寄りバス停となります。
昭和橋バス停は、原当麻駅と厚木方面を結ぶバス(厚79・厚81系統)が停車します。
前方に次の案内標識が見えています。
おそらく側道的な表記をしていたのを修正したのでしょうか。
確かに下当麻交差点自体は平面交差で、インターへの入口がアンダーパスしてるだけという方がわかりやすいのかもしれません。
そして直進方向に国道129号線の表記が追加されたように見えます。
ちなみに反対側はこんな感じです。
昭和橋交差点から350m歩いたということでしょうか。
その名も「宿(Shuku)」というこの信号。
ここが当麻の宿場町であったことをしっかりアピールして令和の世に伝えています。
ちなみに左に見えているラーメンショップ当麻店の記事はこちら(今日はまだお昼は食べません)
下当麻のバス停です。
停車するのは同じく原当麻駅と厚木方面を結ぶバス(厚79・厚81系統)です。
このカーブの先が「下当麻交差点」となります。
下当麻交差点
下当麻交差点直前の案内標識です。
県道508号との重複区間はここまでで、今日の目的の県道52号線はここを右折、直進すると県道508号線となります。
補助標識として、「国道129号線は直進」と書いてあります。
地図などを見るとわかりやすい(わかりにくい)のですが、この交差点を左折すると国道129号線に入れるような気がしてしまうのですね。
しかし左折しても国道129号線はスルーしてしまって、行けるのは圏央道の相模原愛川インターチェンジです。
ちなみに、相模原市南区を通っている国道129号線ですが、相模原市南区から直接国道129号線へ入ることは、自動車では無理だったと思います。
(二輪車でしたら、下車して押すことで歩道経由で入れるかもしれません)
自動車の場合、上記補助看板のように、一旦県道508号線で中央区田名の塩田原交差点まで行って、そこから国道129号線に入る必要があります。
下当麻交差点です。
左折が圏央道の相模原愛川インターチェンジ、県道52号線は右折になります。
左方向(インターチェンジ方向)には注意書きがこれでもかとばかりに並んでいますね。
それでは交差点を右折して、先へ進みましょう。
この向きで直進方向が県道52号線鵜野森・町田方面になります。
反対車線との間には、圏央道相模原愛川インターチェンジからのアンダーパスがあり、この先で合流となります。
路線バスは県道508号線方面へ直進してしまうため(この写真で言うと右方向へ)、ここから麻溝小学校の交差点まではバスの路線が無くなります。
八瀬川
下当麻交差点のすぐ先に、いくつかの石碑などが集まっています。
古くからの街道沿い、渡しや宿場町、そして大きなお寺があるところですので、昔も今と変わらず交通量が多かったのかもしれませんね。
その先で、八瀬川を渡ります。
改修された八瀬川です。
流れはゆっくりですが、水はきれいなように見えました。
県道52号線はこのあとも何本か川を渡っていきます。
ちなみにこのあたりが県道52号線における最低標高地点となるようです。(標高42m)
次回予告
実はまだ10kmのうち1kmも歩いていなかったりするのですが、載せたい写真がいっぱいあるのでここで一旦切ります。
続きの記事はこちらです!