さがみなみ

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翠ケ丘出雲神社(相模原市南区相南)

翠ケ丘出雲神社(相模原市南区)

 

 

翠ケ丘出雲神社とは

神奈川県相模原市南区相南三丁目の東海大学付属相模高等学校・中等部に近いところに鎮座している神社です。

翠ケ丘出雲神社(相模原市南区)

住宅地の中にある決して大きくはない、むしろ小さいと言ってもいい神社ですが、地元の皆さんの力によって建立されてから今に至るまで、地元に愛され続けている神社です。

翠ケ丘出雲神社(相模原市南区)

境内にありました由緒を引用させていただきます。

翠ヶ丘出雲神社由緒

当翠ヶ丘は、戦後農耕地として開発された地域で、昭和三十二年当時移住していた八十三世帯の総意によって、村造りに御苦心され、農耕の神、福の神、縁結びの神として御神徳の高い大国主命を祭神とする神社を建立し、この地の守護神として将来の発展と平和な町づくりを期待するため、是非御分霊を賜わるよう出雲大社に懇願したところ、幸に、快諾を得たので、経済情勢不安定の折にもかかわらず、全所帯の浄財拠出と労力奉仕によって、同年九月十五日翠ヶ丘神社として建立されたのであるが、爾来二十五年の歳月を経て、本殿の老朽甚だしく、氏子一同の念願によって、新築造営することゝなり、これを機に、出雲大社の許可を得て、翠ヶ丘出雲神社として、昭和五十七年十月三十日竣工を見たのである。
因に神社創設当初の建立委員を、列記して長くその功を後世に伝える。
(このあとの御氏名などは省略させていただきました)

ということで、この地域の皆さんの手によって建てられ、今まで大事にされてきているということがわかりますね。

 

 

 

アクセス

翠ケ丘出雲神社(相模原市南区)

翠ケ丘出雲神社(相模原市南区)

公共交通機関

駅から徒歩

小田急小田原線の小田急相模原駅から徒歩15分弱で到着できると思います。

地図を見てわかるのは、南口駅前ロータリーから信号のある交差点を渡って左にちょっと歩いて右の路地に入って、自転車駐車場の前を通ってのんびり歩いて、東海大相模に突き当たったら左折して到着って感じです。

が、路地が狭くてちょっと不安になるかもしれませんので何らかの地図アプリ・ナビアプリを使ってもいいかもしれません。

決して広くない路地なのですが、歩行者・自転車だけでなく、オートバイや自動車の往来も結構多いですのでどうぞ気をつけて歩いてください。

路線バス

路線バスの場合は「小田急相模原駅」バスターミナルで下車ののち、駅の中を通過して南口に出れば、上記「駅から徒歩」のルート通りで到着できると思います。

 

クルマ

翠ケ丘出雲神社にクルマが停められるようなスペースはありません。

隣の自治会館脇に停められるようにも見えますが、こちらは自治会館のための駐車スペースと思われます。

駅から神社までの間など、周辺にはコインパーキングがいくつかありますのでそれらを利用することをおすすめします。

また、駅周辺で何らかのお買い物やご用事がある場合などは、小田急相模原駅の市営駐車場を利用することもどうぞご検討ください。

 

参考までに周辺地図は以下のとおりです。

 

 

 

行ってきました

翠ケ丘出雲神社(相模原市南区)

2024年1月上旬にお邪魔してきました。

間口は広くないですが奥の方に細長く伸びている敷地なんですね。

その名の通り、社殿はしっかりと大社造りとなっています。

かっこいいですね。

 

翠ケ丘出雲神社(相模原市南区)

鳥居になります。

こちらも出雲大社と同じく、朱色でない明神鳥居ですね。

そして今見えているのが境内の全てとなります。

それでは、一礼して、境内にお邪魔させていただきます。

翠ケ丘出雲神社(相模原市南区)

鳥居の内側にあった記述です。

 

翠ケ丘出雲神社(相模原市南区)

鳥居反対側には鐘がありました。

 

翠ケ丘出雲神社(相模原市南区)

鐘の上をちょっとアップで。

 

翠ケ丘出雲神社(相模原市南区)

また反対側を見ると

うさぎさんが居ます。(右にある由緒の石碑は当ページの上の方で掲載しました)

翠ケ丘出雲神社(相模原市南区)

狛犬ならぬ、うさぎさんが鎮座されています。

こちらのうさぎさんは、出雲大社にまつわる「いなばのしろうさぎ」の伝説にちなみ、1987年1月に奉納されたそうです。

参考

 

「いなばのしろうさぎ」について

詳しくは、出雲大社さまのWEBサイトも参考にされてください。

 

翠ケ丘出雲神社(相模原市南区)

また右を向きますと手水舎があります。

最近、市街地の神社仏閣でしばしば見かけるセンサー式のハイテクタイプでした。

 

翠ケ丘出雲神社(相模原市南区)

手水舎の左手にはまた大社造りのお社が。

 

翠ケ丘出雲神社(相模原市南区)

解説板によると「祖霊社」だそうです。

祖霊社建立の趣旨

この祖霊社には 広く氏子信者の祖霊神を鎮祭し 毎年 春秋 慰霊祭を行うべく 建立されたもので 境内にあるのは 全国では極めて 数少ない御社であります 祭神は 大国主大神のご別名「幽冥主大神」で 後の世の人の御魂をご守護なされる神様であります

と書いてあります。

 

とゆっくり参道を進んでまいりまして、

翠ケ丘出雲神社(相模原市南区)

社殿に到着しました。

翠ケ丘出雲神社(相模原市南区)

「出雲神社」との扁額があります。

 

翠ケ丘出雲神社(相模原市南区)

そして視線を下へ落とすと

 

翠ケ丘出雲神社(相模原市南区)

「参拝作法 二礼 四拍手 一拝」

おおおおおおお。(訪問時はひとりでしたがリアルに声が出てしまいました)

これはまさに出雲ですね。

地元でも二礼四拍手一拝でお参りする神社があるのは新鮮でした。

 

翠ケ丘出雲神社(相模原市南区)

左隣の自治会館側から見た社殿です。

本当に綺麗に大事に整備されていて、とても気持ちの良いところでした。

 

翠ケ丘出雲神社(相模原市南区)

なお、掲示によりますと、毎月1日と15日の午前10時~12時の間において、翠ケ丘出雲神社におきまして「御朱印帳受付ます」となっておりましたので、御朱印ご希望の方は当該の時間内に訪れてみてはいかがでしょうか。

 

おじゃまいたしました。

ありがとうございました。

 

 

 

まとめ

相模原市南区南台にある「翠ケ丘出雲神社」について書いてみましたがいかがでしょうか。

相南地域の人々によって建てられて以来60年以上地域の人々によって守られてきた大きくはないけれど大事な神社」ということが伝わったら幸いです。

気になることがみつかった方は是非当ブログ内の各ジャンルの記事にも飛んで読んでいただけたら嬉しいです。

相模原市南区に興味を持っていただき、また、この記事を読んでいただいてありがとうございました。