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古淵鵜野森公園(相模原市南区鵜野森・古淵)

古淵鵜野森公園(相模原市南区)

相模原市南区にある、境川の斜面緑地の自然環境が残る公園、古淵鵜野森公園へ行ってきました。

 

 

 

古淵鵜野森公園とは

神奈川県相模原市南区の大野中地区、鵜野森と古淵にまたがる区域に広がる公園です。古淵鵜野森公園(相模原市南区)の位置

境川沿いに位置し、境川斜面緑地の雑木林を始めとする自然環境が保全されています。

また、球技などに使える多目的グラウンドや、夏季には屋外水泳プールもオープンします。
夏になるとプールから子どもたちのひときわ元気な声が聞こえてきます。

以前は雑木林の中にグラウンドとプールだけがある「鵜野森体育施設」でしたが、雑木林や境川斜面緑地の保全・整備をすすめ「古淵鵜野森公園」となりました。

都県境に接し、開発が進む地域の中で、残された自然環境を大事に保全していく公園で、近隣にお住いの方々をはじめ、皆さんに親しまれています。

ちなみに隣接するフェンスに囲まれた場所は旧東清掃事業所と呼ばれる処理施設でしたが、平成27年に閉鎖されていて、今後の跡地利用が検討されています。

 

相模原市による施設案内のページはこちら

 

現地に掲示されているプールの案内です(2024年8月撮影)

古淵鵜野森公園(相模原市南区鵜野森・古淵)

 

鎌倉古道

この公園のある場所の住居表示前の地名は「相模原市大字古淵字鎌倉道下」といいます。この付近を昔の境川沿いに鎌倉へと向かう道が通っていたということです。

境川という名が定められたのが1594年の検地(太閤検地)によってこの川が武蔵国と相模国の境界線とされた時、とされていますので、それ以前の時代、鎌倉古道の時代は「高座川」と呼ばれていたと思われます。

淵野辺から古淵・町田付近の境川沿いには鎌倉古道にまつわる史跡や、南北朝時代にかかわる伝承などが残っています。

 

 

 

行ってきました

古淵鵜野森公園案内図

古淵鵜野森公園を散歩してきました。

古淵鵜野森公園(相模原市南区)案内図

この図の通り、相模原市南区の古淵と鵜野森にまたがる地域の、境川に面した場所が古淵鵜野森公園となっています。

「水泳プール」「いこいの森」「多目的グラウンド」などのあるところはあらかた平らなのですが、この図内で「斜面緑地」と書かれている場所に関しては、その名の通り斜面です。かなり急です。というか、ほぼ崖です。
斜面緑地に関しては図にもあるように歩道が整備されていますが、大雨のあとなどは通行不可になることもありますので注意してください。
もちろん通常時でも、きつい階段や坂が多いので、気をつけて自然を楽しんでください。

 

多目的グラウンド

古淵鵜野森公園(相模原市南区)の多目的グラウンド

古淵鵜野森公園(相模原市南区)の多目的グラウンド

こちらが多目的グラウンドになります。

主に軟式野球・サッカーなどに使用されています。硬式球の使用は禁止です。

チーム単位以外でも、住宅地にある小さな公園では禁止されているようなサッカー遊びやキャッチボールができるので、数名のグループでの利用も多いと感じます。

キャッチボールができる場所って今や貴重ですからねー。

古淵鵜野森公園(相模原市南区)の多目的グラウンド

古淵鵜野森公園(相模原市南区)の多目的グラウンド

2023年9月現在の古淵鵜野森公園多目的グラウンド注意書きになります。自分では公式サイトに利用案内が見つけられなかったので写真で載せておきます。
ご利用の際(特に専用利用を申し込む際)などには必ず最新の利用案内を管理事務所さんにご確認をお願い致します。

公式サイトはこちら

 

屋外水泳プール

相模原市南区の古淵鵜野森公園において看板施設といえる屋外水泳プールが多目的グラウンドの隣にあります。
メインゲートから入ると一番手前になります。

秋になると当然水も抜かれて落ち葉で埋まってしまいますので、営業終了後すぐの綺麗な時期にやってきました。

※盛夏に営業中のプールを撮影するのもちょっと問題ありそうなので…。

古淵鵜野森公園(相模原市南区)の屋外水泳プール
↑こちらは25×13m7コースの遊泳用プールです。水深は1.2m~1.0mとなっています。

学校によくあるサイズってこんな感じでしたっけ?

古淵鵜野森公園(相模原市南区)の屋外水泳プール
↑こちらは滑り台も備えた幼児用プールです。水深は0.5m~0.3mとなっています。

写真でおわかりかと思いますが少々雲行きが怪しくなってきてしまいました。

なんか写真もどんよりしてしまってプールな気分じゃなくなっちゃいました。

せめて写真だけでも、ってことで晴天だったらこんな感じでしょうか?

古淵鵜野森公園(相模原市南区)の屋外水泳プール(合成写真)…なんか微妙な合成写真ですみません。

 

※ちなみにこのあと、にわか雨に降られました。

 

いこいの森(雑木林)

古淵鵜野森公園(相模原市南区)の雑木林

いこいの森区域の雑木林は、園内図にあったように歩道部が整備され、とても歩きやすくなっています。

崖上ということもあり、風が抜けることも多く、気持ち良い空間となっています。

夏休みになると、虫取り網をもった子どもたちでも賑わいます。

秋になると、あたり一面落ち葉の絨毯となり、また違った鮮やかな空間となります。

秋になったら黄色い世界を写真に撮ってこようと思います。

 

斜面緑地

(斜面緑地も写真を撮ってこようと思ったのですが雨が降り出してしまったのでまた今度行ってきます。)

 

 

交通アクセス

公共交通機関

駅から徒歩

相模原市南区のJR横浜線古淵駅から、下のGoogle Mapsのようなルートで歩くと10分~15分といったところです。

JR古淵駅(相模原市南区)をご紹介 - さがみなみ -相模原市南区大好きサイト-

住宅地の中を通る若干の起伏のあるルートですが、途中の横浜線を渡る橋が車両通行止めということもあり車両の通過は多くなく、比較的安心して歩くことが出来ます(見通し悪い箇所もあるので自転車などには十分注意してください)。
途中にコンビニエンスストアがあるのも水分などの補給にも良いですね。
「淵野辺中和田線」(地元では通称「旧道」と呼ばれています…国道16号線の旧道なので)と呼ばれる市道を通るルートは商店街を通るルートでいろいろと便利なのですが、交通量が多い上に歩道が狭いためちょっと歩きにくいかもしれません。

ちなみに途中のJR横浜線を渡る橋(「ひのき陸橋」と呼ばれています)からは町田方面を見渡すことが出来てちょっと気分がいいのでおすすめです。
電車も数分おきにやってくるので電車が好きなお子さんだとそこから動かなくなっちゃう可能性すらあるかも??

ひのき陸橋から見た横浜線と町田方面の景色

ひのき陸橋から見る町田方面はこんな感じです。
(※市境はだいたい境川に一致していますがところどころ対岸に飛び地があったりしますので完全一致ではありません)
それにしても横浜線、真っ直ぐですねー。

 

路線バス

路線バスを利用する場合は町田バスセンターから神奈中バスの「グリーンハイツ循環」のバスに乗り、「北ひろば前」で降りると目の前です。

もしくは、相模大野駅もしくは相模原駅から国道16号を走る路線の「市営斎場入口」「南警察署前」で降りると徒歩5~10分といったところでしょうか。

古淵鵜野森公園(相模原市南区)周辺のバス停

神奈中バスについては、神奈川中央交通の公式WEBサイトをご確認の上ご利用ください。

 

クルマでのアクセス

クルマで訪問される場合、駐車場も51台(内、障がい者用2台)ありますが、特に夏季のプール営業日には早い時間から満車になってしまうことも多いようです。

個人的な印象としては、夏休みになるとプールグッズを持って自転車でやって来る子どもたちが多い印象です。

 

ちなみに

古淵鵜野森公園から徒歩3~4分のところには、天然温泉スーパー銭湯の「おふろの王様町田店」があります。

天然温泉や高濃度炭酸泉などたくさんの多彩なお風呂やサウナが充実しており、食事や休憩もできて大人気のお店です。

運動した後に汗を流しに温泉入浴なんてのも贅沢でいいですね。

(「おふろの王様町田店」利用者専用無料送迎バスも相模大野・古淵・町田駅へ出ています)

おふろの王様町田店の公式サイトはこちら
営業案内や料金などはこちらでご確認をお願い致します。

 

 

 

まとめ

それほど大きくはないけどなんか落ち着くちょうどいい雑木林。

散歩道も整備されていてほんといい感じなんでやっぱり相模原市南区大好きです。

相模原市南区と古淵鵜野森公園に興味を持っていただき、また、この記事を読んでいただいてありがとうございました。

是非当ブログ内の各ジャンルの記事にも飛んで読んでいただけたら嬉しいです。