大野台御嶽神社とは
神奈川県相模原市南区大野台にある神社です。
国道16号線から相模原ゴルフクラブへと向かう道路沿い、大きな工場や施設とともに住宅地でもある地域にあります。
由緒沿革については、境内に掲示されていましたので引用させていただきます。
(ちょっと長文ですが全文行きます)
大野台御嶽神社沿革
当地は、旧神奈川県高座郡大野村の一部にて、昭和十六年高座郡北西部七カ町村の合併で、相模原町淵野辺となりました。昭和二十九年市制の施行により、相模原市大沼字大野台となり現在に至っております。
昭和十六年北海道からの先駆開拓者の定着営農により大部分が山林であった土地を開拓、それに京浜地区からの疎開者を加え、戦前、戦後を通じ食料の確保増産に寄与するところ誠に大きいものがありました。
終戦直後は社会環境、人心ともに混乱の時代でありましたが、人々は心の安らぎ拠り所を求める世相の折り、住民合意で、神社の創祀がなされました。当時の世帯数は大凡七十戸余りで、その地域は現在の大野台一丁目から八丁目でした。
昭和二十二年、中淵野辺(現在のカルピス工場の北)の皇武神社から分神され、大野台御嶽神社として創祀されました。
御神体は、日本武尊「ヤマトタケルノミコト」(第十二代景行天皇の第三皇子)です。以来、住民の拠り所の氏神として祀られてきました。
御嶽神社も、平成八年で五十年となりました。その間、境内の玉垣、狛犬、御神燈等が奉献され、昭和四十六年に社殿の改築もされました。今回五十年記念事業として今般、氏子、世話人の総意により、社殿の改築を行い 夏の例大祭迄に完成の予定です。
ここに五十年記念にあたり 名実ともに、大野台御嶽神社として、先人、古老の偉業を偲び、感謝顕彰すると共に、末永く子々孫々まで引継がれるものと確信いたしております。
との碑がありました。
昭和22年は1947年ですので、80年近く前ということになります。
また、平成8年(1996年)当時に「現在のカルピス工場」と書かれた場所は、カルピス工場が2008年に操業を停止し、現在は大型物流センター「ロジクロス相模原」となっています。
また、鳥居の脇には
年間祭事の御案内がありました。
また、2024年年末から2025年年始の御案内として、
こちらの掲示がありましたのでご紹介しておきます。
アクセス
公共交通機関
駅から徒歩
JR横浜線の古淵駅が最寄りになります。
googleマップさんによるとこんな感じです。
古淵駅から約2km、28分と表示されています。
ニトリモールなどで寄り道しながら歩いてくるのもいいかもしれません。
路線バス
「大野台中央小入口」バス停が近くにあります。
こちらのバス停は、古淵駅と北里大学病院を結ぶ「古01」系統が経由します。
また、「ゴルフ場前」バス停も近いです。
こちらのバス停は、「古01」系統に加え、相模大野駅北口と相模原駅を結ぶ「相05」系統も経由します。
古淵駅から北里方面へ向かう向きの「大野台中央小入口」バス停です。
古淵駅へ向かう向きの同バス停は、この向きで言うと右手前、トッパンガーデンコートの前あたりになります(2024年12月に見たgoogleマップでの位置はちょっと違う気がします)。
この写真で見えている信号機のちょっと下にファミリーマートが見えています。
ファミリーマートの近くまで来てみました。
道がカーブしていくところに次の信号機が見えています。
こちらの信号がその名も「大野台御嶽神社前」という信号になります。
とうちゃーく。
クルマ
大野台御嶽神社には参拝者の駐車スペースは無さそうでした。
コインパーキングも少々離れたところにしか無いと思います。
参考までに周辺地図は以下のとおりです。
行ってきました
2024年12月上旬にお参りさせていただきました。
鳥居の両脇に松があり、逆光も相まってなんかとても神々しい感じのお写真になりました。
鳥居の向こうに社殿が見えます。
一礼して境内におじゃまさせていただきます。
鳥居とその脇の松です。
ここから左を向くと児童館との間にイチョウの木がありました。
それではお参りさせていただくことにしましょう。
社殿はとても大きかったりものすごく歴史があったりということではありませんが、近代的かつ堂々とした建物です。
そしてとても綺麗に整備されています。
とても気持ちがいいです。
扁額です。
ということでお参りさせていただきました。
大野台中央公園
社殿から鳥居へ戻る途中右側に広場が広がっています。
こちらの木は見事な紅葉となっていました。
こちらの木々は春にはきっと薄ピンク色に花咲くことでしょう。
4月初頭ごろにまた来てみたいところです。
公園側の入口から神社を望むとこんな感じです。
神社から一番遠い側の端にはいくつかの遊具もありました。
今日もいいお天気でした。
お邪魔いたしました。
ありがとうございました。
まとめ
相模原市南区大野台にある「大野台御嶽神社」について書いてみましたがいかがでしょうか。
「大野台の人々の拠り所として地域の発展を見守り続けている神社」ということが伝わったら幸いです。
気になることがみつかった方は是非当ブログ内の各ジャンルの記事にも飛んで読んでいただけたら嬉しいです。
相模原市南区に興味を持っていただき、また、この記事を読んでいただいてありがとうございました。