大沼神社とは
神奈川県相模原市南区東大沼の市道大沼通沿いに鎮座している神社です。
昔大きな沼があったこの地区の鎮守として、江戸時代の享保期に弁財天として勧請されたのがはじまりとされています。
大沼は地域の開発とともに干拓されて開発されていき、現在では住宅地などに姿を変えていますが、大沼神社は今も地域の皆さんの心の拠り所の一つとして広く親しまれています。
神奈川県神社庁によるWEBサイトはこちらになります。
アクセス
公共交通機関
路線バス
最寄りのバス停はその名も「大沼神社前」となります。
大沼通りは道幅も広くなく、歩道も狭かったり無かったりといった感じですので、バス停でバスを待つ際や、バス停から歩く際には、神社は近いですがどうぞお気をつけて。
略図を作ってみましたがバス停から大沼神社は比較的近いですし、降りたらすぐ木立が見えると思います。
駅から徒歩
駅から歩こうとする場合の最寄り駅はJR古淵駅となります。
駅から1.7kmほど、ほぼ平坦で、徒歩25分程度では着けると思います。
ただし、大沼通りは歩道が狭かったり無かったりする場所もありますので、ちょっと歩きにくいかもしれません。
クルマ
クルマの場合は鳥居の脇に専用無料駐車場があります。
複数台は停められそうなので、祭事時以外はおそらく問題ないでしょう。
こちらのgoogleマップでも、大沼神社から南東へ伸びる地域がなんとなく丸みを帯びていて、沼の形をなんとなく残しているのがわかりますね。
行ってきました
晴れた日の午後にお参りさせていただきました。
堂々たる鳥居があります。
コンクリート製の明神鳥居です。
右には
と書いてありました。
それでは一礼して鳥居をくぐり、参道を歩いていきたいと思います。
向かって左側が小さな丘に木々が集まっています。
右側にはお祭りで活躍しそうな広場があります。
さらに真っすぐ進んでいくと
本殿が近くなってきました。
それではここであらためて大沼神社の略図をごらんください。
社殿の周りにある青い部分。
これ、お濠なんですね。
なかなか珍しいと思います。
では、見に行きましょう。
参道を歩いてくるとこのようにお濠に橋がかかっていて、社殿へとつながっています。
看板には
と書いてありました。
左を向くと
こんな感じで、
右を向くと
こんな感じでした。
季節柄落ち葉の量がかなり多くなっていました。
橋を渡って、社殿のある島（？）へとわたります。
こちらが社殿です。
お参りさせていただきました。
右を向くと
こんな石碑があり、昭和45年に再建されたということを記念した碑でした。
この石碑の裏の方へ回ると
お濠が続いています。
反時計回りに進んで行くと
落ち葉の少ない場所では水がしっかり溜まっているのが見えました。
そして水が綺麗でした。（写真に見える金網は映り込んでいるフェンスです）
みなさんが大事にしているのがとてもよくわかります。
橋を渡って鳥居方向に戻ります。
「大沼」について簡単に紹介された碑がありました。
こちらは社務所ですが、今日はお留守のようでした。
大沼神社の御朱印に関しては、中央区上溝の「亀ヶ池八幡宮」にて授与できます、との貼り紙がありました。
今回私が散策している間にも、老若男女、いろいろな人が（あと時々お連れの犬も）訪れては、ただ来るだけではなく、ちゃんとお参りされているのが印象的でした。
お堀の水にもゴミ一つ落ちておらず、本当に地域に根ざして愛されているんだなぁという印象を持ちました。
まとめ
相模原市南区にある「大沼神社」について書いてみましたがいかがでしょうか。
「大沼の歴史を今に残す、地域の人々に愛される神社」ということが伝わったら幸いです。
気になることがみつかった方は是非当ブログ内の各ジャンルの記事にも飛んで読んでいただけたら嬉しいです。
相模原市南区に興味を持っていただき、また、この記事を読んでいただいてありがとうございました。
