本日のお散歩ルート
2024年4月13日土曜日です。
本日はSC相模原の試合を見るために相模原ギオンスタジアムへと来たのですが、ちょっと早く着きすぎたので(お約束)、お散歩してきました。
先週末辺りに満開になった桜はまだ残っているかしら?
ちなみに先週のギオンスからのお散歩はこちら
今日のルートはだいたいこんな感じですー。
googleマップさんだと、なぜかクヌギゲートから県道に出させてくれないので謎の遠回りになってしまっていますが、実際はクヌギゲートからそのまま県道52号線へ左折できています。
また、googleマップさんでは谷戸坂は道路として認識されていないので、谷戸坂に寄って大正坂を登ることになっていますが、今回はなんと谷戸坂を登りますよ。
いざ お散歩へ
スタートは相模原ギオンスタジアム
いい天気になりました。
ギオンスタジアム前の麻溝公園第5駐車場沿いのソメイヨシノもだいぶ葉が多くなりました。
先週と同じく、ギオンスタジアムのバックスタンドに向かって右に進み、ギオンフィールドとテニスコートの間を通ります。
サクラ(ジンダイアケボノ)の並木は葉桜というか葉が多くなりました。
急坂を下り、「クヌギゲート」から県道52号線へ左折します。
相模原公園せせらぎの園地区が道路越しに見えます。
木によっては、今がまさに満開といった桜もありますね。
相模原公園せせらぎの園地区の下の池付近を道路越しに。
そういえばこのあたりの県道52号線には「フィッシングパーク通り」って名前がありましたね。
山中貞心神社
県道52号線から左折してしばらく歩き、右に入ります。
道端にタケノコさんが出てました。
春ですねぇ。
山中貞心神社に到着です。
なぜか引きの写真を撮り忘れてしまったのですが、境内がぴっかぴかに整備清掃されていて素晴らしいなと思いました。
周りに木々が多いのに、落ち葉の一つも落ちてないんですよ。
お参りさせていただきました。
おじゃまいたしました。
ありがとうございました。
日之下地蔵尊
山中貞心神社から数分歩くと、歴史の有りそうな路地に、祠と石碑が立っています。
今歩いている道が、昔からのメインルートなのかもしれません。
石碑にはさきほどの神社のお名前でもあった貞心さんのことも書いてあるので、引用させていただきます。
日之下地蔵尊伝承記
日之下地蔵尊は天正年間(一、五八〇年頃)当地域の領主北条氏照の娘、山中貞心尼(下溝堀之内に居住)が幼くして亡くなった吾が娘、松姫の供養のため建立し今後この地域の幼なき子女が成人するまで見守り給えと祈念されたる故、子育地蔵尊と言う
またこの地域横山段丘の上の相模原台地は水利の便乏しく旱天の折には地域の農民困窮せしが、この地蔵尊に道保川の水を浴し雨乞いをすれば忽ちに慈雨降る故に雨乞地蔵尊とも言う平成四年十一月吉日
日之下地蔵尊講中
とのことでした。
ここで、戦国時代のなかなかのビッグネーム、北条氏照さんのお名前が出てきました。
近年では八王子城のマスコットキャラクターにもなっていますあの氏照さんです。
ゲーム「信長の野望」シリーズでも、足軽隊を任せるとめちゃ強いあの氏照さんです。
ちなみに最近のシリーズだと超絶イケメングラになってると一部で話題です。
話がそれてしまいましたが、貞心さんに関しては、下溝の県道52号線沿いに「天応院」というゆかりのお寺もあります。
こちらも近いうちにお参りにお伺いしたいと思っています。
お参りさせて頂き、次へ進みたいと思います。
おじゃまいたしました。
ありがとうございました。
御嶽神社
谷戸橋で鳩川を渡ります。
しばらく歩くと日当たりの良さそうなところに神社が現れます。
こちらが御嶽神社になります。
手前の鳥居は移転前からのものと思われる大正時代の鳥居です。
左下に見えているのが手水桶です。
奥の白い鳥居は、土地区画整理でこの地に移転した際のものと思われる平成時代の鳥居です。
シンプルな社殿です。
中にはさらに祠のようなものがあり、その中におそらくご祭神様がいらっしゃるのではないかと思われます。
社叢もなくあまりにも明るい神社ですが、ありがちなひょろっと伸びた枯れ草などもなく、とても綺麗に整備されているなぁという印象でした。
お参りさせていただきました。
おじゃまいたしました。
ありがとうございました。
すぐとなりが「下溝みたけ公園」という公園になっていて、ハナモモが咲いていました。
下溝八幡宮
鳩川沿いにすこし下り、「八幡橋」というその名もズバリな橋を渡ります。
しばらく歩くと、下溝八幡宮に到着です。
まだ桜が咲いていますね。
鳥居とその扁額、そして桜と春の青空です。
ちょっとお気に入りの写真です。
桜と もみじ が混ざり合っています。
秋はまた綺麗な色になるのかもしれません。
社殿の左にも桜の木がありました。
社殿の扁額です。
お参りさせていただきました。
下溝八幡宮の大鳥居の右隣に位置していた不動明王像(がいらっしゃる建物)です。
相模原市指定の文化財となっています。
下溝八幡宮については、こちらの記事でもっとたくさんの写真も紹介していますので、もしよろしければご覧になってくださいませ。
おじゃまいたしました。
ありがとうございました。
脇の鳥居付近から段丘の上を見上げると、ギオンスタジアムの照明灯が見えました。
あそこまで登ればいいのね。
道保川・松原橋
北へ進み、道保川沿いへ出ます。
川沿いに少し上っていくと、松原橋が見えました。
こちらの松原橋は自動車は通ることのできない橋なのですが、ベンチが用意されています。
ベンチのある橋っていいですね。
腰掛けて川の流れるさまをぼぉっと眺めていたい気もします。
橋から下流を見たところです。
「相模原公園せせらぎの園地区」の脇を流れていた道保川です。
水がとても綺麗です。
淡い青空、淡い緑、桜やタンポポ、春の色合いが詰まっています。
カモさんたちが流れてきました。
どうもおじゃましました。
谷戸坂を登ります
先週登った「大正坂」の隣に「谷戸坂」という坂があると聞いて、登ってみることにします。
こちらは先週、大正坂を登る前に撮った写真です。
大正坂は左の方へ登っていきます(そのあと右急カーブで切り返して登ります)。
その入口、矢印の位置から入るのが谷戸坂になります。
入口です。
石碑があります。
「紀念 谷戸坂改修 昭和十一年三月」とあります。
1936年、およそ90年前の改修ですね。
では登っていきます。
まだ春先ということもあり、葉も多くないので明るく、落ち葉のふかふかな小道といった感じです。
途中の少し広いところでは、段丘崖に咲く桜の花びらが降ってきて、不思議な世界になっていました。
10秒ほどの動画を撮ってみましたが、無編集そのままアップロードなので若干見づらいのはご容赦くださいませ。
(このレンズ、動画撮影時に手ぶれ補正効かないんですよ…)
谷戸坂は途中で、道保川の上流側から登ってくる坂と合流しますが、そちら側はちょっと歩くのは大変そうでした。
お、縁石のようなものが現れました。
こちらは昭和11年の改修時のものなのでしょうか、それともさらに後年に改修されたときのものでしょうか。
切り通しのような道を進んでいきます。
実はサッカーの試合を見るためにスタジアムへ向かっていると考えると、男気コースを自主的にやっているようなものかもしれません。
※男気コース…FC町田ゼルビアの本拠地・町田GIONスタジアムへの徒歩ルート。ほぼ登山だと言われている。
この切通しの雰囲気、両脇から鎌倉武士が出てきても驚きません(いや驚きます)。
どうやら無事に段丘の上に出ることができたようです。
振り返って見た、谷戸坂の上部の入口です。
なかなか楽しい坂でしたが、草の多そうな夏場はやめておきたい気がします。
ギオンスタジアムへ
「さて、ここはどこでしょうか」とか考えながらぐるりと見回します。
農地が広がる広くて平らな土地です。
道保川・鳩川周辺に住む人たちが、農地を求めて段丘の上を目指すのもわかります。
「下溝十三ノ原公園」という小さな公園に上がると、遠くにギオンスタジアムが見えました(メインビジョンはリハーサル中の映像だったので一応ぼかしておきました)。
あちらに向かっていけば大丈夫そうです。
ふぅ…。
無事に相模原ギオンスタジアムへ戻ってまいりました。
さて、このあとはがんばって応援です。
まとめ
相模原市南区の下溝地域を、春の景色を楽しみつつ、お散歩してみましたがいかがだったでしょうか。
気になることがみつかった方は是非当ブログ内の各ジャンルの記事にも飛んで読んでいただけたら嬉しいです。
相模原市南区に興味を持っていただき、また、この記事を読んでいただいてありがとうございました。